猫忍で主役を演じた茶白ネコも登場、書籍「ねこ撮。うちのニャンコをもっと可愛く撮る方法」
最近、ちょっとしたブームの様相を呈しているのが、猫の撮影テクニックを解説した書籍。
当サイトでも今月すでに2冊紹介していましたが、本日新たに新刊「ねこ撮。うちのニャンコをもっと可愛く撮る方法」が発売されましたので、さっそくご紹介したいと思います。
表紙の猫ちゃんに見覚えのある方も多いのではないかと思いますが、実はこの猫、今年公開されたドラマ&映画「猫忍」で主役猫を演じて一躍有名になった茶白ネコの「金時」くんなのです。そして帯に書かれているとおり、猫忍の主人公役で共演した俳優・大野拓朗さんも推薦している一冊となっていますよ。
そんな本書は、Instagramを始めとするSNSでの写真映えが気になる今の時代に合わせた猫の撮影テクニックを、プロカメラマンの山崎彩央さんが解説した書籍で、モデルにはニャンと金時を起用。
恥ずかしがり屋の猫からカメラ目線をもらう方法や背景のぼかし方など、シーン別に猫の撮り方を紹介。金時の可愛いショットもてんこ盛りで、眺めていても楽しめる1冊となっています。
中身を見ると、5つのチャプターに分けて猫の撮影テクニックを解説。
「Chapter _1」では、カメラの機能や構図、光、写真の補正方法がテーマ。カメラの基本機能や持ち方、光の種類、アングル、写真の補正など、基本的な内容について解説してくれています。
続く「Chapter _2」はカメラ目線や、お座り、食事シーンなどの撮影方法について。バッグや箱の中、ソファの上、かぶりものを被った時の撮り方に加えて、人気の高い背景ぼかしのテクニックについても解説しています。
「Chapter _3」はパーツ編。最近は猫のパーツに特化した写真集もたくさん発売されていて、猫好きな人でもその好みが分かれるところですが、本項では猫の目、ヒゲ、肉球、尻尾、耳ごとに撮り方を解説。
「Chapter _4」では保護猫カフェでの実践編。猫のジャンプや集合写真など、猫カフェにいったらぜひとも試してみたいテクニックが解説されているほか、「Chapter _5」では、猫まみれなおもしろネットワークについて解説しています。
その他にも、ねこ撮お悩みQ&Aや、ねこ撮マンガの作り方などのコンテンツも収録。本書のテクニックを駆使して撮影した写真で作る「ねこ撮マンガ」は思わずクスっと笑ってしまう出来栄えです。
著者は、神戸出身の作家・クリエイター「M.C.BOO(エムシー・ブー) 」。学生時代までは様々な動物と自然に囲まれて過ごし、現在は音楽活動と共に KB.JPの代表としてアートイベントのプロデュースなどでも活躍中。
一方、写真撮影と監修を手掛けているのはカメラマンの山崎彩央さん。日本大学芸術学部写真学科を卒業し、2008に年アマナグループ入社。現在はパレード/アマナフォトグラフィに所属し、広告写真を中心としたビジュアル制作で活躍中。猫の鳴きまねが得意な一面も。
そんな著者と写真家を招いた本書の出版記念イベントが2017年11月11日(土)、東京・新宿のBEAMS JAPANにて予定されており、スペシャルゲストを交えてトークショーが行われる予定となっています。入場無料となっていますので、興味のある方は足を運んでみては。
書名:ねこ撮。うちのニャンコをもっと可愛く撮る方法
出版:トランスワールドジャパン株式会社
発行:2017年10月下旬より全国書店
判型:A5判型
頁数:128頁(4C)
価格:1,280円(+税)
参考:飾りたくなるような写真を撮る!猫の撮影テクニック本「猫の撮リセツ」
参考:猫を上手に撮影するための解説本「ねこの撮り方まとめました!」
画像提供:TRANSWORLD JAPAN INC.