捨てられた子猫を育てるニャンコのお話、ヒグチユウコさんの新作絵本「いらないねこ」原画展も開催中

ヒグチユウコさんの新しい絵本作品「いらないねこ」が9月1日に発売されました。

ヒグチユウコ作の絵本「いらないねこ」

画家のヒグチユウコさんは、東京を中心に定期的に個展の開催を行っているほか、これまでにEvery Little Thingのツアーグッズデザインや、KIRIN午後の紅茶シリーズのイラストを手掛けたりと、ミュージシャンや企業などとのコラボも実現。その一方で新しいタイプの塗り絵本「MUSEUM」や、猫のぬいぐるみと野良猫の出会いと別れを描いた絵本「ふたりのねこ」を出版するなど、絵本作家としても活躍。

近年はオリジナルブランド「Gustave higuchiyuko(ギュスターヴ)」を展開していて、「猫の顔」「蛇の両手」「タコの足」を合わせ持つ幻想的なキャラクターや空想的な世界観は、国内外で多くの人々を魅了しています。

また、ご自身のTwitterには茶白猫の「ボリス」がたびたび登場するなど、愛猫家の方でもあります。

そんなヒグチユウコさんですが、2015年には猫になりたいと願うぬいぐるみのニャンコと、旅先で出会う本物の猫たちとの心温まる物語を描いた「せかいいちのねこ」が発売され、人気を博しました。

今回発売された「いらないねこ」は、その続編となる絵本です。

絵本「いらないねこ」の中身、26〜27ページニャンとも不思議な世界観


主人公のニャンコが、捨てられた子猫を「おとうさん」になって愛情いっぱいに育てるストーリーで、一生懸命に初めての子育てに奮闘するニャンコと、成長していく子猫の姿が愛らしい感動の物語となっています。

絵本「いらないねこ」の中身、44〜45ページユニークなお友達も登場

絵本「いらないねこ」の中身、66〜67ページ思わず惹き込まれる画力ですニャ

現在本書の発売を記念して、東京都世田谷区にある二子玉川 蔦屋家電にてヒグチユウコさんの原画展が開催されています。

会場には、絵本「いらないねこ」の原画をはじめ、ヒグチユウコさんの他の絵本作品や雑貨などが並んでいるほか、昨日、9月8日には同店で「いらないねこ」のサイン本が再入荷。原画展の会場付近にて陳列されているようです。

優しい猫たちが織りなす感動の物語を原画で堪能できる貴重な機会となっていますので、ヒグチユウコさんのファンの方はもちろん、猫好きな方はぜひ訪れてみては。

「いらないねこ」発売記念 ヒグチユウコの世界展 vol.2

期間:2017年9月1日(金)~14日(木)
時間:9:30~22:30
会場:二子玉川 蔦屋家電 2Fギャラリー1


東京都世田谷区玉川1丁目14番1号
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

画像提供:HAKUSENSHA

最近の投稿