飼い主さんがいない間に自動給水器の外容器に入ろうとした猫ちゃん、体がハマって抜け出せなくなってしまうも…無事救出される
猫は狭い所に潜り込むのが大好きな動物。
もともと猫の祖先はネズミなどの小動物を捕食して生活しており、そうした獲物を探す目的で小さな穴や隙間などに入り込んでいたことから、現代の猫にも狩りの習性として受け継がれているほか、狭い場所は危険な外敵から身を隠すのにも適しているため、好んで潜り込むと考えられています。
そのため、猫と一緒に暮らしていると、思いもよらない場所に入り込もうとする場面に遭遇することがあります。ミヌエットのきなこちゃんが、最近入り込もうとしたのは、自動給水器の外容器というマニアックなスポット。
これは水タンクと外容器が分離するタイプの自動給水器で、飼い主さんがタンクのお水を入れ替えて戻ってきたら、外容器にすっぽり入っていたのだそう。
タンクは丸洗いしていたため5分ほど別の部屋にいたそうですが、その隙を狙ったニャンとも大胆不敵な行動。通常、空っぽの外容器だけが置かれていることは少ないことを考えると、突然現れた魅力的な空間だったのかも知れませんね。
しかし、外容器に入ってくつろいでいたきなこちゃん。
戻ってきた飼い主さんの姿に気づいて、出ようと体をくねくねしてみるのもの、なかなか脱出することができません。どうやら体がぴったりとフィットしてハマっている様子。その後、見かねた飼い主さんが抱っこして出してあげて、事なきを得たようです。
まさか自動給水器の外容器にハマっているとは思っていなかったという飼い主さん。その光景を目の当たりにして「なんで入ってんの！？ってびっくりしました。面白かったのでとりあえず動画撮っておこうと思いました。」と、予想外の出来事に驚きつつも、愛猫のおっちょこちょいな姿を収めることも忘れなかったようです。
自動給水器のお水入れ替えて戻ってきたら外容器にハマってた😂#猫 #ミヌエット pic.twitter.com/Yxmw2dlUK9
— きなこ🐾短足ミヌエット (@123_n0_neko) June 25, 2023
それにしても、外容器の大きさは下半身が入るくらいのサイズ感。いくら体が柔らかい猫とは言え、この中に入ろうとするのはやや無謀だったのではないかとも思えますが、本人的には行けそうな感触があったのでしょうか。
実はこの直前、きなこちゃんは小さい段ボールに入ろうとして失敗して、部屋の中をパトロールしていたのだそう。飼い主さんの推測によると、外容器へのチャレンジは段ボールに入れなかったことへのリベンジだったのではないかと考えられるのだそうです。
きなこちゃんは箱や容器を見つけると、一度は入ろうと試みる性格なのだそうで、ティッシュケースなど人間から見ると明らかに無理そうに思われるスペースにも、とりあえず前足を入れてみたりするのだとか。自動給水器の外容器も前足を入れてみた感じ、「行けそうニャ！」と思ったのかもしれませんね。
そんな好奇心たっぷりのきなこちゃん。いつもおっちょこちょいという訳ではありません。
飼い主さんが一緒に寝室へ連れて行こうとして、忘れ物に気付き「きなこ、ちょっと待って」と言うと、その場で待っていてくれるという、とっても賢い子。日中は飼い主さんがお仕事なので、ニャルソック（窓から外を観察）したり、眠ったりしながら過ごしているのだとか。
Twitterではきなこちゃんの日常をたくさん公開していて、愛情をたっぷり注いでいるのが伝わってくる飼い主さん。
どんなところに猫の魅力を感じるのか聞いてみると、「存在が可愛いです。可愛い姿やしぐさを見ていると癒されますし、たまに突拍子もないことをするので面白いです。」と、可愛さや癒やしを感じる存在なだけでなく、意外な行動によって自身の生活に変化をもたらしてくれることも猫の魅力であることを語ってくれました。
取材協力：きなこ 短足ミヌエット（123_n0_neko）さん
＜参考＞
・これが元ハンターの血筋か…！たくましい二の腕を見せつける猫ちゃんがマッチョすぎて大反響＆クールな真顔もカッコイイ
・この高さまで大ジャンプ！網戸に張り付いた猫の姿がバラエティ番組のようだと話題に→日頃から暴れん坊な猫ちゃんだった
