猫が盗み食いする犯行現場を動画が捉えていた！キャベツをもぐもぐと咀嚼する猫ちゃん、果たしてそのお味は？
猫は縄張り意識が強く、室内飼いであっても家の中を定期的にパトロールする動物。その監視対象は生き物だけにとどまらず、飼い主さんが置き忘れてしまった物にまで及び、時には手を出されてしまうことも。
漫画家の田中よーちんさんは先日、スーパーで買ってきたキャベツを置きっぱなしにしていたところ、愛猫が盗み食いしている姿を目撃したと言います。
床にドンと置いてあるのはカットされていない状態のキャベツひと玉。
猫ちゃんはキャベツに顔を近づけてかぶりつこうとしていますが、内側を包み込むように生えている大きな外葉は食べにくそうで苦戦している様子。それでも何度かチャレンジした末にようやく葉っぱを噛みちぎるのに成功して、繰り返し繰り返し咀嚼する猫ちゃん。
買ってきたばかりのまだ誰も手を付けていないキャベツを、家族の誰よりも先駆けて味わっている姿は何だかとっても満足そうです。
バリバリ音がするからキッチンに行ったら
— 田中よーちん (@yochin_tanaka) February 29, 2024
泥棒ネコちゃんの犯行の瞬間に出くわしてしまった。
#ねこ #猫のいる暮らし #cat pic.twitter.com/4DWAT50hMn
この光景を見た時の心境について「豪快に食べてるなぁ～」と振り返ってくれた飼い主の田中さん。お家では普段から、冷蔵庫に入りきらない野菜があった場合はスーパーの袋を冷蔵庫の横に敷き、その上に無造作に置いているのだと言います。
この日もキャベツを置きっ放しにしてキッチンを離れたところ、その隙を猫ちゃんに狙われてつまみ食いされてしまう事態に。しかし田中さんのお家では、猫ちゃんがキャベツを食べてしまうことは割とよくあることなのだそうで、過去に大根を置いていた時は葉っぱの部分をかじっていたこともあるのだとか。
この後、飼い主さんが動画の撮影を終えてそのまま立ち去ろうとしたら、食べるのをやめて後をついて来たという猫ちゃん。そして何ごともなかったような顔をして膝の上で寝始めたのだそうで、キャベツを食べたかったというよりは、もしかすると飼い主さんに構って欲しかったのかもしれませんね。
猫は本来肉食動物で野菜を上手に消化することができず、ネギ類やアボカドなど食べると命の危険がある野菜も少なくありません。それでも今回登場した一般的なキャベツや大根の葉は、猫にとって害になる成分がそれほど含まれていないため、少量であれば与えることができますが、その場合は加熱して細かく刻むなど消化しやすいようにすることが推奨されています。
動画の中でキャベツの盗み食いをしていたのは、黒白ハチワレ猫のドツちゃん（♀）。
性格はとっても甘えん坊で、17歳と高齢のため普段は寝ている時間が長く、今の時期はコタツか電気座布団でくつろぎながら過ごしていることが多いのだそう。
そんなドツちゃんがお家にやってきたのは、田中さんが猫を飼いたいと思っていた時に、里親募集サイトで見かけたのがきっかけ。もともとは第2希望の子だったそうですが、「今思えばご縁があったのがドツで本当に良かったなぁと思っています。」と、これまで多くの時間を一緒に過ごしてきた中で、かけがえのない存在になったことを明かしてくれました。
