入場無料ニャ!泣く子はいねが〜でお馴染みの人気マンガ「夜廻り猫」の作品展が開催中
漫画家・深谷かほるさんが描く人気の8コマ漫画「夜廻り猫」のイラストを展示する作品展が11月28日(水)から東京の日本橋三越本店で始まりました。
夜廻り猫とは、涙の匂いをたどって「泣く子はいねが〜〜」と夜の街をパトロールし、悩んでいる人を見つけては励まし寄り添う猫・遠藤平蔵を描いたマンガ作品で、深谷さんが2015年からTwitterで掲載していたところ反響を呼び書籍化。
2017年3月からは雑誌モーニングのWEBサイト「モアイ」で連載を開始し、同年5月には第21回手塚治虫文化賞にて短編賞を受賞するなど注目を集めています。
12月17日までの20日間は、昨年と同じく日本橋三越本店のカフェで個展を開催。
原画の数は前回と比べて2倍以上もあり、見ごたえたっぷりの展示内容となっています。
会場では「夜廻り猫」の新作グッズや複製画なども販売されており、中でも注目なのが深谷さんが絵を描きおろした焼きもののお皿。
価格は3,240円〜54,000円までさまざまですが、1枚1枚直筆で絵付けされていて一つとして同じものがない原画になっているほか、特注の桐箱入にも直筆のサインが書かれているファンにはたまらない一品となっています。
また、作品の世界観をリアルに再現したレトロな雰囲気が漂う「非日用雑貨・遠藤商店」のコーナーでは、マスキングテープやエコバッグなど日常で使える雑貨が所狭しと陳列されており、これらはニャンとすべて深谷さんがデザインして製作したものなのだとか。
・缶バッジ44mm(9種)/各324円
・缶バッジ25mm(10種)/各324円
・ポチ袋3枚入り/432円
・マスキングテープ/540円
・クリアファイル/540円
・てぬぐい(ハーフサイズ)/648円
・ミニクリアファイル/648円
・ぬいぐるみ「ペロ」/864円
・紺ポーチ/1,620円
・焼印しゃもじ/1,620円
・エコバッグ/1,944円
・急場缶/2,484円
・複製画F4号/各10,800円
→おでん、夜明け、夜の木
フォトスポットとしてリアルすぎる「おでん屋台」も展示。仕事帰りにおでんをつまみながら一杯している・・そんな様子を撮影して楽しむこともできます。
その他にも会場の一部にはコラボカフェがオープンして「平蔵と重郎」「ワカル」「ルイ」など、夜廻り猫のキャラクターがデザインされたラテアートが販売されているほか、「夜回りおでん」「おねえちゃま風サンドイッチ」など作中に登場した料理を再現したメニューを楽しむことも可能。子供から大人まで時間を忘れて楽しめる空間となっています。
今回の個展の開催に合わせて、深谷さんは以下のコメントを公表。
「半年ぐらい前に描いたアイデアスケッチが、このように現実の展示物となり、大変嬉しく思います。私は細かいものを作るのが大好きなので、販売するグッズはもちろん、展示物の商品パッケージなども含め、描きおろしました。作品の原画と合わせて、ぜひ、ご覧になってください」
原画展の入場は無料で、会場内の物販コーナーやカフェでは必ずしもショッピングや飲食をする必要がないため、気軽に訪れて夜回り猫の世界観を楽しむことができます。興味のある方は足を運んでみては。
イベント概要
名称:夜廻り猫展 ~深谷かほる作品展2~
期間:2018年11月28日(水)~12月17日(月)
時間:10:00〜19:00
会場:はじまりのカフェ
東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店 本館7F
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