マンガ家・樹崎聖さんの猫イラスト展がバーチャル美術館で開催中!NFTアート化した複製画も販売
国内向けのオンライン美術館「バーチャル・ミュージアム」(virtualmuseum.jp)で、猫のイラスト展『猫の待つ展示会』が9月末まで開催されています。
バーチャル・ミュージアムは、バーチャル空間に展示されたアート作品をリアル美術館にいるような感覚で観賞できる、入場料・展示料無料のオンライン美術館。
スマホやPCがあれば、世界中のどこからでも簡単に仮想空間へアクセスしてデジタル作品を鑑賞できるほか、気に入った作品はNFT(偽造不可な証明書)が付与されたフィジカルな複製画を購入することが可能。希少価値が担保された絵を自宅で保管したり飾ったりして楽しむことができます。
7月からはバーチャル展覧会の第1弾として、マンガ家・樹崎聖(きさき たかし)さんによるイラスト展が開催中。
1987年、週刊少年ジャンプにて『ff(フォルテシモ)』で漫画家としてデビューした樹崎さんは、『交通事故鑑定人 環倫一郎』『ZOMBIEMEN』などの作品で知られる一方、プライベートではカムイくんというキジトラを飼っている愛猫家。近年は猫絵師「CatCuts」として、表情豊かな可愛らしい猫のイラスト作品を数多く発表しています。
本展では、そんな樹崎さんが猫絵師として描いたイラストの中から厳選した作品を展示。バーチャル・ミュージアムの中に入ると、そこには本物の美術館のような空間が広がっていて、画面右下にある矢印キーを使ったり、画面をスワイプやドラッグしたりすることで、空間の中を自由に移動することができます。
壁に展示されているイラストをタップ(クリック)すると、その作品の前に立って正面から観賞できるほか、画面をピンチして拡大縮小することも可能。インフォメーションマークのアイコンをタッチすると、作品のタイトルや解説を読むこともできます。
展示されている猫のイラスト作品は18点で、ノスタルジックな色彩の背景に描かれた絵は、猫の柔らかい毛並みまで丁寧に描かれていて温かみが感じられるほか、透き通ったガラスのような瞳が愛嬌たっぷり。眺めているだけで見る者の心を癒やしてくれそうです。
作品の観賞方法は、本物の美術館と同じように自分で移動しながら作品を見ていくパターンの他に、ツアー参加者になった気分で自動で作品を順番に見て回る「Tour」、サムネイル一覧の中から気になった作品を選択する「List of works」の3通りあり、いつでも好みの観賞方法に変更することができます。
また、会場内には「NFT付き複製画」の販売コーナーがあり、各作品をクリックするとショッピングカートへ遷移して購入することが可能。これはNFT付き複製画を数量限定で受注生産販売する試みで、購入者には「複製画」と「所有権を記載したNFT」に加えて、樹崎さんからのお礼動画を視聴できる特典が付いてきます。
このイラスト展は9月末まで開催中。
会期中は無休で24時間いつでも作品を観賞することができます。
名称:CatCutsイラスト展『猫の待つ展示会』
期間:2022年7月1日〜9月30日
入場:無料
会場:バーチャル・ミュージアム(virtualmuseum.jp)
<参考>
・実在する猫もメタバースの世界に!お風呂好きの猫「バロン」くんがNFTアート作品になって登場
・モナリザが「モニャリザ」に!?名画の猫オマージュ作品を集めた展示会がバーチャル美術館で開催
・猫になって仮想空間を歩き回れる、猫のメタバースアプリ「ネコデース(NEKO DEESU)」
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