170点の資料を展示!猫と人間の関係性について読み解く「浮世絵ねこの世界展」7/27より開催

江戸や明治に活躍した浮世絵師たちの作品を通じて、人と猫の関わり合いを読み解く特別展「ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」が7月27日(土)より大阪歴史博物館で開催されます。

大阪歴史博物館 特別展「〜国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く〜ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」メインビジュアル
(C) Osaka Museum of History

近年、日本では猫の人気が高まっていますが、江戸時代の頃には猫はすでに庶民の暮らしに溶け込み、広く親しまれていました。

歌舞伎や浮世絵においては作品の題材としてもしばしば取り上げられるようになり、江戸や明治の浮世絵師たちは、ありのままの姿を写実的に描いた猫、美人や子供たちの傍で幸せそうにしている猫、擬人化されて人間のように振る舞う猫、妖怪や化け猫など、猫の魅力を作品に描き出してきました。

本展ではそんな猫や浮世絵に関する170点ほどの資料を展示。

猫を抱えながら作品を制作していたと言われるほど無類の猫好きとして知られる歌川国芳(うたがわくによし)をはじめ、広重(ひろしげ)、国貞(くにさだ)、豊国(とよくに)、英泉(えいせん)ら、人気浮世絵師による作風の個性を楽しむとともに、「人々が猫とどのように関わってきたのか」「猫にどのようなイメージをもっていたのか」といった、猫と人間の関係性についても読み解いていきます。


 

会場では特設コーナーとして、飼い猫の取り扱いに関する古文書や、大阪市内で出土した江戸時代のネコ型土人形(つちにんぎょう)など、貴重な資料も見ることができます。

特別展の開催に先立ち6月29日(土)からは、3週連続でネコの歴史や人間との関わりを紹介するプレ講座を開催。同館学芸員の方を講師に迎えて、第1回目は「古代中国のネコとヒト」、第2回目は「都市のなかのネコ~近世の京都・大坂を中心に~」、第3回目は「姿を写し取る~ネコの土人形~」をテーマに行われます。

<学芸員によるプレ講座>
日程:①2019年6月29日(土)
  :②2019年7月6日(土)
  :③2019年7月13日(土)
費用:各200円
定員:各250名

会場は大阪歴史博物館の4階講堂で、開催時間はいずれも13:30~14:30。当日会場にて13:00から受付が行われ、参加は先着順となっています。

また、8月3日(土)には、猫博士として知られる西南学院大学 人間科学部教授の山根明弘氏を講師に迎え、講演会「浮世絵にみるネコの生態学」も開催されます。

<浮世絵にみるネコの生態学>
日程:2019年8月3日(土)
時間:13:30~15:00(受付 13:00~)
講師:山根 明弘氏
会場:大阪歴史博物館 4階 講堂
費用:300円(特別展の観覧券or半券の提示で無料)
定員:250名(当日先着順)

 

イベント概要

特別展「〜国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く〜ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」

期間:2019年7月27日(土)~9月8日(日)
休館:火曜(8月13日は開館)
時間:9:30〜17:00
  :9:30〜20:00(会期中の金曜)
   ※入館は閉館の30分前まで

<料金>
■特別展のみ
大人 800円、大高生 600円、中学生以下無料

■常設展+特別展
大人 1,320円、大高生 940円、中学生以下無料

会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室

大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32