240点もの猫アートを厳選「猫まみれ展」が尾道市立美術館で開催中
※追記あり(2017年3月25日)
猫の美術品を集めて展示する「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」が、広島県の尾道市立美術館で5月7日まで開催されています。
「招き猫亭」とは、猫をテーマにした国内外の絵画や彫刻などの美術作品を40年にもわたり集め続けている謎のコレクターの方で、これまでに数多くの展覧会に作品を出品したり書籍を出版するなど、猫好き&美術好きの人々の中には知っているという方も少なくありません。
本展では、そんな招き猫亭氏のコレクションの中から、選りすぐりの絵画、版画、彫刻など約240点もの猫作品を展示。スタンラン、ビアズリーら西洋の画家たちが描いた猫、歌川国芳ら浮世絵の中の猫、竹久夢二、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、椿貞雄、猪熊弦一郎ら近現代美術の巨匠たちが描いた猫など、浮世絵から現代美術まで魅惑の猫アート作品を楽しむことができます。
猫まみれ展の展示作品 (一部)
提供:尾道市立美術館
テオフィル・アレクサンドル・スタンラン ≪猫と少女≫ 1898年
提供:尾道市立美術館
レオナール・フジタ ≪猫を抱く少女≫ 1950年
歌川国芳 ≪猫の百面相≫ 1840年代
西誠人 ≪伸太郎≫ 2002年
アンディ・ウォーホル ≪Sam≫ 1954年
籔内佐斗司 ≪寧子≫ 1989年
猪熊弦一郎 ≪少年と猫≫ 1950年頃
椿貞雄 ≪たま寝る図≫ 1930年頃
小泉淳作 ≪猫≫ 1990年
木下晋 ≪甘え≫ 2007年
呉亜沙 ≪Flying Cat≫ 2003年
ほか
関連イベント
招き猫亭コレクション「猫まみれ展」の開催期間中、尾道市立美術館では関連するさまざまなイベントが開催されます。
■同館学芸員によるギャラリートーク
日程:4月9日(日)、4月30日(日)
時間:14:00〜45分程度
対象:一般
費用:無料(展覧会観覧料が必要)
申込:不要
■わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会
内容:鑑賞資料を見ながら楽しく作品鑑賞
日程:3月26日(日)、4月16日(日)、5月5日(金/祝)
時間:14:00〜15:00
対象:中学生以下
費用:無料(付添いの人1名まで無料で入館)
申込:不要
■フェイスペイント ねこになろう!
日程:4月2日(日)、5月5日(金/祝)
時間:14:00〜15:00(4/2)
:13:00〜14:00(5/5)
対象:一般
費用:200円(展覧会観覧料が必要)
申込:不要
■ねこづくりワークショップ
内容:缶バッチやアクセサリー作りなどを体験
日程:4月2日(日)、5月5日(金/祝)
時間:10:00〜11:30
対象:一般
費用:200円(展覧会観覧料が必要)
申込:不要
■記念茶会「春のお茶会」
日程:4月8日(土)、4月15日(土/祝)
時間:10:00〜15:00
場所:尾道市立美術館2Fロビー
対象:一般
費用:1,000円(展覧会観覧料含む)
申込:tel.0848-23-2281まで要問い合わせ
招き猫亭コレクション 猫まみれ展
期間:2017年3月18日(土)〜5月7日(日)
時間:9:00〜17:00(入場は30分前まで)
休館:月曜日(祝日は開館)
料金:800円、大/高大生550円、中学生以下無料
会場:尾道市立美術館
広島県尾道市西土堂町17-19
本美術館のある千光寺公園は有名な猫スポット。少し足を伸ばすと「招き猫美術館in尾道」や観光名所にもなっている「猫の細道」などもありますので、本展と合わせて巡ってみるのも楽しそうですね。
<2017年3月25日追記>
本日発売された雑誌・アートコレクターズの4月号は猫アート特集。にゃんと、招き猫亭氏の貴重なインタビュー記事が掲載されていますよ。
→アートコレクターズの最新号は「愛する にゃんこアート」特集
(C) Onomichi City Museum of Art