自然の中で楽しむ大迫力の写真展、岩合光昭写真展「ねこ科」

動物写真家・岩合光昭さんの新たな写真展「ねこ科」が、4月29日から札幌芸術の森野外美術館で開催されます。

自然の中で楽しむ大迫力の写真展、岩合光昭写真展「ねこ科」(C) Crevis inc.

約40ヘクタールの広大な敷地に、美術館や工芸館などさまざまな施設を持つ「札幌芸術の森」。

札幌芸術の森美術館施設のひとつ「札幌芸術の森美術館」

その中にある、緑豊かな自然の中に広がる「札幌芸術の森野外美術館」は、7.5ヘクタールの敷地に日本や海外の彫刻家による作品などが野外展示されており、四季折々の変化を見せる自然と開放的な空の下で作品を楽しむことができる施設です。

7月23日までの約3ヶ月間は、岩合さんが約40年にわたって撮り続けている「ねこ」をテーマにした初の屋外写真展を開催。私達の身近で暮らすイエネコだけでなく、ライオンやチーター、トラ、サーバルなど、野生のネコ科動物の姿を捉えた106点もの写真作品が展示されます。

作品は大きなもので約2メートルほどもあり、大迫力の写真を大自然の中で鑑賞できる、とてもユニークな試みとなっています。

会場は「ねこの橋」「ねこの丘」「ねこの森」「ねこの家」の4つのゾーンに分かれており、「ねこの橋」では好奇心に満ちた眼差し、「ねこの丘」ではしなやかな動き、「ねこの森」では自然に寄り添う穏やかな姿や厳しい表情をテーマにした作品が展示されます。

「ねこの家」ゾーンは唯一、屋内展示スペースになっていて、イエネコとライオンの写真を交互に並べて約40点の作品を展示。両者の共通点や差異を感じられる構成となっており、岩合さんの写真展「ネコライオン」を彷彿とさせる展示内容となっています。

 


岩合光昭トーク&サイン会

写真展の会期中は2度、岩合さん本人が来場してトーク&サイン会が行われます。1日につき午前と午後の2回行われますので、2日間で計4回参加するチャンスがありますよ。

<日程>
2017年5月21日(日)
2017年7月17日(月・祝)

<午前の部>
11:00〜11:30(トーク)
11:40〜12:30(サイン会)

<午後の部>
14:00〜14:30(トーク)
14:40〜15:30(サイン会)

トーク&サイン会の会場となるのは敷地内にある工芸館。トークを聞くための参加条件はありませんが、サイン会は当日写真集を購入した人の中から先着200名に限られ、該当者には整理券が配布される予定となっています。

 

岩合光昭写真展「ねこ科」

期間:2017年4月29日(土)〜7月23日(日)
時間:9:45〜17:00
  :9:45〜17:30(6月、7月)
休館:会期中無休
会場:札幌芸術の森野外美術館
入場:一般700円、中学生以下無料
  :65歳以上は560円

 

会場アクセス


北海道札幌市南区芸術の森2-75

本展はネコ科動物の迫力ある写真作品を緑あふれる自然の中で鑑賞できる、大変めずらしい展示会となっています。岩合さんのファンならずとも訪れてみたい写真展ではないでしょうか。

また、5月には岩合さんによる新しい写真集「ねこ科」が発売される予定となっており、現在予約を受け付けています。写真展にはちょっと行けそうにない・・という方は、こちらを手にとってみても楽しめそうですね。

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