有名作家の絵本にはどんな猫が登場する?展覧会「絵本原画ニャー!mini」福岡で開催

猫が登場する絵本の原画などを展示する「絵本原画ニャー!mini 猫が歩く絵本の世界」が2020年6月27日(土)より、福岡市の天神駅近くにあるギャラリーで開催されます。

猫が登場する絵本の原画やスケッチを展示する「絵本原画ニャー!mini 猫が歩く絵本の世界」メインビジュアル
©MITSUBISHI ESTATE ARTIUM.

本展は著名な絵本作家が描いたユニークな絵本の中から「猫」が登場する作品の原画を多数展示し、間近でみることで画家の息遣いまで感じることができる展覧会。

尾道市立美術館と高松市美術館を巡回して開催された「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」の出品作家15組のうち、8組の絵本作家による作品が抜粋して展示されます。

<参加作家>
・100%ORANGE 及川 賢治、竹内 繭子(絵本作家・漫画家)
・きくち ちき(絵本作家)
・馬場 のぼる(漫画家・絵本作家)
・石黒 亜矢子(絵描き・絵本作家)
・片岡 まみこ(版画家・コルク人形作家)
・牧野 千穂(画家)
・きむら よしお(絵本作家)
・大道 あや(画家・絵本作家)

絵本の中に登場する猫たちは、太い線で描かれたり、細い線で描かれたり、リアルだったり、シンプルだったりと、描かれ方は作家や作品によってさまざま。


会場には多種多様な約140点におよぶ猫の原画やスケッチ、制作資料などが展示され、作品を通じて猫の魅力や絵の面白さなども感じられる展覧会となっています。

会期中は本展の出品作家でもある「きくちちき」さんが、質問に対して絵で回答してくれる関連イベントを実施。ハガキまたは封書に必要事項を記入して応募(7月10日必着)した人の中から抽選を行い、当選者への回答として描かれた絵を会場となるギャラリーのウェブサイトで公開、その後は質問者に送付してもらうことができます。

また、会場に併設されるアートショップでは関連書籍やグッズなども販売。造形作家・岡﨑乾二郎さんによる描き下ろしのミニ絵本が特別付録として付いてくる展覧会公式図録『絵本原画ニャ―!~猫が歩く絵本の世界~』(青幻舎)も販売される予定となっています。

イベント概要

名称:絵本原画ニャー!mini 猫が歩く絵本の世界
期間:2020年6月27日(土)〜8月2日(日)
時間:10:00〜20:00
休館:会期中無休
入場:一般 400円/学生 300円

会場:三菱地所アルティアム

福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F

<参考>
絵本の中の猫が大集合!作家15名の原画を展示する「絵本原画ニャー!」尾道市立美術館で開催
猫イベントも再開の動きが始まる、ねこ写真展「ニャン都物語 mini」神戸の猫カフェで開催

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