猫のメイクやコスプレで参加する「神楽坂 化け猫フェスティバル」10/14に開催
東京都新宿区の神楽坂で10月14日(日)、猫の仮装をして街を練り歩く「神楽坂 化け猫フェスティバル」が開催されます。
神楽坂は近年、グルメな飲食店やセレクトショップがオープンするなどオシャレなスポットとして注目を集めていますが、大正時代には花街として隆盛を誇り、裏路地には今なお石畳の風情ある景観が残っています。
また、小説「吾輩は猫である」で有名な夏目漱石が買い物や散歩などで頻繁に訪れたり小説作品に登場するなど、漱石ゆかりの地として知られているほか、猫の雑貨屋さんがあったり猫がのんびり過ごしていたりと、猫と縁の深い街でもあります。
そんな神楽坂で、毎年ハロウィンで賑わい始めるこの時期に地域ならではの特徴を持ったイベントとして企画されたのが「猫をモチーフにした仮装」から連想した「化け猫フェスティバル」。
「街と、街の人と、街に来る人」による三位一体の町おこしをコンセプトとしているため、年齢、性別、国籍、職業などはもちろんのこと、神楽坂について全く知らない人や猫の好き嫌いに関わらず参加できるお祭りで、2010年から開催されています。
当日は神楽坂周辺でさまざまなイベントが開催されますが、中でも見どころは「化け猫パレード」と「あにゃ踊り」。
化け猫パレード
こちらは参加者全員が猫になりきって神楽坂をパレードする「化け猫パレード」。
子供から大人まで、地元の人から外国人まで、思い思いの化け猫スタイルで仮装した群衆が練り歩く姿は圧巻です。
当日は13:45にスタート地点に集合して14:00からパレードを開始。約1時間かけて神楽坂大通りを横断します。
あにゃおどり
化け猫フェスティバルのフィナーレを飾るのが「あにゃおどり」。
神楽坂では1972年から毎年夏になると地元の参加団体を中心に神楽坂を踊り歩く「阿波踊り大会」が開催されていますが、阿波踊りの猫バージョンが「あにゃおどり」で、超猫派ダンサーの藤田善宏氏が振り付けた踊りをダンスパフォーマーたちが披露してくれるほか、誰でも自由に飛び入りで参加することができます。
参加方法・楽しみ方
化け猫フェスティバルの参加資格は「猫をモチーフにした仮装をしていること」&「仮装した姿の撮影がOKなこと」。
猫に関する仮装であれば何でもOKで、猫メイクをしていたり、ネコ耳ヘアバンドを付けていたり、猫のお面や仮面をかぶったりと、仮装の仕方は人それぞれ。
ただし公序良俗に反するものや安全面で危険と判断される仮装はNGとなるため、大掛かりなコスプレをしようと思っている人は事前に公式サイトのルールをチェックしておくと良いでしょう。
参加する場合は、当日の10:00~13:50までの間に地下鉄神楽坂駅の前にあるフェスティバル本部で参加費500円を支払い、参加証(鈴のリストバンド)を受け取ります。受付を済ませると後はフリータイム。メインイベントの「化け猫パレード」と「あにゃおどり」は14時以降に行われますので、それまでは自由に神楽坂の街を楽しむことが可能。
当日は神楽坂のお店(14店舗)で鈴のリストバンドを提示すると、色んなサービスを受けられる特典が用意されているほか、1年に一度この日だけ神楽坂に出現する闇市「化け猫やみ市」では、奇妙奇天烈な猫仮装グッズなどここでしか手に入らない猫アイテムを販売。パレードで身に着ける猫の仮装アイテムを物色するなど、受付を済ませた後はお店めぐりをして楽しむことができます。
その他にも小学生以下の子供が参加できるイベントや会場の至るところでストリートパフォーマンスが繰り広げられるほか、プロのメイクさんが猫メイクをしてくれるサービス、神楽坂の街並みにぴったりな小粋でキュートな着物レンタルサービス(着付けつき/事前予約)なども有料で提供される予定となっています。
当日スケジュール
9:30〜 → 猫メイク整理券配布(数量限定)
10:00~13:50→ 参加受付
10:00~17:00→ 関連イベント
12:00〜 → ストリートパフォーマンス
14:00~15:00→ 化け猫パレード
15:00〜 → あにゃおどり
17:00 → 終了
会場付近ではメイクや着替えなどをするスペースが用意されますが、イベント運営事務局によると当日は混雑が予想されるため、事前に仮装した状態で来場することが推奨されています。
神楽坂 化け猫フェスティバル 2018
日程:2018年10月14日(日)
時間:10:00〜17:00
※雨天決行、荒天中止
※中止の場合は当日8:00までに公式HP等で告知
<参加費>
中学生以上500円、小学生以下は無料
※小学生以下は保護者または大人同伴
<受付場所>
フェスティバル本部(高齢者福祉施設神楽坂)
東京都新宿区矢来町104