見る角度によって猫のシルエットが変化する!脳の錯覚を利用したアクセサリー「トランスモティーフ猫」
猫をいつも身近に感じていたい人は、アクセサリーを身につけてみるのも効果的。お守りのように肌身離さず身につけていると、猫が側にいてくれている感じがして心も安らぎそうです。
とは言え、あまりにも猫々しいアクセサリーだと目立ちすぎるし、かといって存在感がなさすぎるのも物足りない感じ。できればシンプルながらも飽きのこない、個性的なデザインが良いですよね。
そんなネコ好きな人には気になるのが、12月2日に公開された「TRANSMOTIF(トランスモティーフ)猫」というシルバーアクセサリー。
ピンっとしっぽが立った猫のシルエットをモチーフにしたネックレスで、猫っぽさを主張しすぎないさり気ないデザインのため、身に着けやすいアイテムです。
一見すると、個性がちょっぴり物足りないようにも見えますが、このネックレスが特徴的なのは、見る角度によってチャームの形が変化する点。
人間の脳の錯覚を利用したデザインになっていて、別の方向から見るとアルファベットの「CAT」に見えるのです。
「あの人、猫っぽいネックレスをしているな〜」と思っていたら、いつのまにか「CAT」文字のネックレスに変わっていた……!?といった具合に、周りの人がサプライズを感じられる斬新なアクセサリー。
ネックレスの中には、チャームの表と裏で異なるデザインを施したリバーシブルタイプのものもがありますが、これはひとつの形だけで2つのデザインを表現。雰囲気を変えるためにわざわざチャームをひっくり返す必要もありません。
このユニークなアクセサリーを発表したのは、実物大豆腐型付箋紙「豆腐一丁」など、楽しくて実用的な商品企画やデザインを手掛けているisawadesign(イサワデザイン)。
代表の井澤さんによると、ネックレスの猫シルエットがCATに変わって見えるのは、脳の錯覚を利用した「変身立体」という理論を用いて作られているからだと言います。
「変身立体」とは、錯覚研究の第一人者で東京大学名誉教授・明治大学研究特別教授の杉原厚吉博士が発見・研究しているテーマで、二つの方向から見た時に、まったく違った姿に見える立体錯視のこと。
1枚の画像には奥行きの情報がないため、そこに映っている立体はひとつには決まらないという数理的知見と、人間の脳は画像を解釈するとき、直角・円弧・平面など見慣れた形状に当てはめようとする心理学的知見を組み合わせて考案された理論なのだとか。
isawadesignではこの「変身立体」の面白さに惚れ込み、2つのカタチがひとつの中に共存するシルバーアクセサリー「トランスモティーフ(TRANSMOTIF)」として世界で初めて商品化。これまでに、希望を表す輝く星と平和や愛を象徴する花が共存した「スターフラワー」や、宇宙のカタチをイメージした「六角ドーナツ」など、杉原博士の協力を得ながら開発した商品を展開しています。
今回の猫ネックレスはシリーズ第8弾となるトランスモティーフの最新作。従来の製品は丸が四角に変化するなど、幾何学図形を組み合わせたデザインが主流でしたが、今回はがらりと雰囲気が変わって可愛らしい猫をモチーフに採用しています。
ネックレスを着用したまま振り向くと、全く違う形に変化する驚きを楽しめるのはもちろん、全てのパーツの素材は錆びにくいシルバー925(純銀度92.5%)製。
日本の熟練職人がひとつひとつ手作業で仕上げしているほか、猫のチャームが極小ダイヤを噴射してキラキラの凹凸を転写した仕上げになっているなど、アクセサリーとしての品質も追求した作りとなっています。
このネックレスの一般販売予定価格は22,000円で、12月8日(木)18:00〜12月30日(金)18:00まではクラウドファンディングサイトのマクアケ(makuake.com)にて先行販売を実施。
期間中は15%〜25%OFFの割引価格で購入できる早割プランが数量限定で用意されています。
<参考>
・世界最古の猫「マヌルネコ」をモチーフにした指輪やネックレスが登場!売上の一部は動物園に寄付
・ネコの妖怪「猫又」が可愛いアクセサリーになって登場!モデルは歌川国芳の浮世絵作品ニャ
・猫の面がクルクル回転する!表と裏で違うデザインを楽しめるネコ好き向けのアクセサリー
画像提供:isawadesign