夏目漱石・太宰治・芥川龍之介が猫フィギュアに!新感覚のカプセルトイ『文豪猫』が誕生
文豪とは「文学や文章の大家で、際立ってすぐれた文学作家」を指す言葉。明確な基準は定められていないものの、夏目漱石や川端康成など、学校の教科書に作品が載っていた作家の名前を思い浮かべる人も多いのでは。
そんな日本を代表する文豪たちを、なんと猫の姿にしてしまったフィギュアがカプセルトイで登場しました。
そのうちの一つが『吾輩は猫である』の作者、夏目漱石をモデルにしたフィギュアで、その名も「ニャツメ」。
椅子に座り肘をついたまま首を傾げていて、何か考え事をしているかのような、夏目漱石の有名なポーズを再現。スーツを着たまま物憂げな表情を浮かべる姿は漱石らしさを残しつつも、耳やしっぽ、ネコひげなどが生えていたり、組んだ足が短かったりと、猫ならでは可愛らしさを表現しています。
「読書好きの人には、猫好きな人が多いのでは?」という説から着想して誕生したというこのフィギュアは、文系に捧げるカプセルトイブランド「BOO-KYU(ぶっきゅう)」の第1弾アイテムとして企画開発されたもので、フィギュアが入っている容器は丸型で透明なカプセルとは異なり、本の形をした型破りなオリジナルデザインを採用。
書斎や勉強机の上などにフィギュアと本型のケースを並べて飾ると、文豪らしさがさらにアップした光景を楽しむことができます。
フィギュアの種類は夏目漱石をモデルにした「ニャツメ」に加えて、芥川龍之介をモデルにした「ニャクタガワ」、宮沢賢治をモデルにした「ミニャザワ」、川端康成をモデルにした「ニャワバタ」、太宰治をモデルにした「ニャザイ」の全5種類がラインナップ。
いずれも文豪の有名な肖像を参考に、表情や服装、ポーズなどにもこだわっていて、肘を膝に置いたまま頬杖をついていたり、帽子とコートを着用したまま後ろで手を組んだり、背筋をスッと伸ばした姿勢で書斎に座っていたりと、作家の特徴を捉えつつ中身が猫になってしまった可愛らしいフィギュアに仕上がっています。
フィギュアのキャラクターデザインを手掛けたイラストレーターで漫画家の「やじまり」さんのTwitterアカウント(@musclenadao)では、文豪猫を題材にした4コマ漫画を発表。
各作家の有名作品にからめた、ゆるっとかわいい「文豪猫」たちが展開する5つの作品が公開されています。
本記事で紹介したカプセルトイ「文豪猫」の価格は1回300円。11月29日(月)より全国のカプセルトイ自販機や専門店などにて順次販売が開始されています。
<参考>
・新感覚のカプセルトイが登場!容器に閉じ込められてしまった猫のフィギュア「あかにゃい」
・釣りをする猫の姿に癒やされる…カプセルフィギュア「釣り日和」5種類の猫になって新登場
・500匹のネコと暮らした昭和の文豪、大佛次郎の猫愛エピソードを収録した書籍「大佛次郎と猫」
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