尿を吸収して形状変化する猫砂が発売!素材は100%天然木材
今回は気になる新発売の猫砂を見つけたのでご紹介。
2016年3月31日(木)に、システムトイレ用の猫砂「BPC PelleCat(ペレキャット)」という商品が発売されました。
引用:pellet-honpo.tokyo
どんな猫砂なの?
ペレキャットという猫砂は、おが屑(のこぎりで材木をひく時に出る微小な屑)を圧縮して、ペレット状と呼ばれるこのような形にしたものです。
この猫砂が面白いのは、猫の尿を吸収すると錠剤型だった形状が、元の「おが屑」へと戻っていくのです。
猫のシステムトレイはすのこ状になっていますので、おしっこを吸収した「おが屑」はすのこ下にあるトレーに落ちていき、すのこの上には未使用の綺麗な猫砂が残ったままになるという仕組みです。
引用:pellet-honpo.tokyo
もちろん、猫砂の上の方におしっこの固まりがある場合は、勝手にすのこ下には落ちていきませんが、トイレ内の砂をスコップで優しくかきまぜてやるだけで「おが屑」が下に落ちていくようになっています。
肝心の消臭力はどうなのか?と言うと、これは使ってみないと何とも言えないのですが、木材の持つ成分がトイレの臭いを吸収し、雑菌の繁殖を抑える効果があるとされています。消臭の持続力も高く、トレーの下に落下した「おが屑」もしばらく消臭効果を発揮し続けるそうです。
エコな猫砂
おしっこを吸収した猫砂は燃えるゴミとして捨てることができるのですが、素材がヒノキ・マツ・スギなど100%天然木材から作られており、添加物も一切加えていないので、土に埋めて処理することもできるようになっています。木材を自然に還すことができるのはとってもエコロジーですし、化学物質による愛猫への副作用の心配がないのも嬉しいですね。
引用:pellet-honpo.tokyo
また、猫砂の素材となる木材は、商品をつくるためにわざわざ木を伐採しているのではなく、利用されずに捨てられてしまう木材を集めて作られるため、製造過程においても環境に配慮された商品となっているのが特徴です。
誰が作ってるの?
開発したのは木質バイオマス火力発電の関連事業を行っているBPC株式会社という企業。
※バイオマスとは、「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」を意味する言葉。
引用:bpc.tokyo
国内における林業の再活性化・循環型社会への貢献を目指している会社だそうで、今後はリサイクル可能な資源を有効利用するノウハウを活かして、猫用トイレタリー用品の製造・販売を新規事業として展開していくことになったそうです。
猫砂の価格
今回ご紹介したPelleCat(ペレキャット)という猫砂の価格ですが、プレスリリースによると14Lで1,900円となっています。成猫1匹で1ヶ月約7Lを消費する試算となっていますので、2ヶ月分の猫砂でこの価格ということですね。
ちなみにこちらのショッピングサイトだと2セット28L、2,800円と、なぜか大変お買い得になっています。
参考までに筆者の場合は、おからで作られている猫砂「トフカスサンドK」を定期購入していますが、4個セットのまとめ買いをすると28Lで約4,000円。ペレットキャットの方が断然安いということに・・・。しかし、トフカスサンドはトイレに流せるというメリットがあるので替えるかどうか悩むところです。。
さて、このペレキャットですが、今年の夏ごろまでには女性でも持ち運べる、手軽なコンパクトサイズ(2.7L)をコンビニエンスストアで販売する予定となっています。仕事帰りや急に必要になった場合でも近所で購入できるようになるのは便利ですね。
現在システムトイレを使っている方は、一度試してみたい気になる商品ではないでしょうか。
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