猫が熱中症になってしまったらどうすればいいの?ネコ専門医が解説するWEBセミナーが開催
7月も中旬に入り蒸し暑い日が増え、熱中症が起こりやすい季節になってきましたが、健康管理に注意が必要なのは人間だけではありません。
猫も人間と同じように、高温多湿な環境に長時間さらされると熱中症にかかる可能性があります。
ペット保険サービスを手がけるアイペット損保が2018年に発表したアンケート調査によると、ペットの猫が熱中症にかかった時期について尋ねたところ7月と回答した人が最多で60%、今まさに注意が必要なタイミング。
また、飼い猫が熱中症になってしまった時の状況について約47%が「一緒に家の中にいた時」と回答しており、飼い主さんが在宅だからといって安心というわけではないようです。
そんな猫の熱中症について、オンラインで学べるセミナーが2021年7月17日(土)に開催されます。
講師は猫専門の動物病院・東京猫医療センター院長の服部幸(はっとり ゆき)氏。
ねこ医学会(JSFM)の理事も務める同氏は年間10,000頭以上の猫を診察をしている傍ら、 『ネコのキモチ解剖図鑑』『猫専門医が教える こんな時どうする?』『ネコの看取りガイド』など多数の著作を発表し、15年以上にわたって猫の医療に携わっている獣医師で、昨年の5月からは月に1回程度、特定のテーマを設けてWEBセミナーを開催しています。
「猫とコロナと私」を皮切りに、「猫の尿石症のすべて」「猫の病気のサインの見つけ方」「猫のしあわせトイレ生活」「猫の慢性腎臓病(前編/後編)」「猫のお口のトラブル」「高齢猫のケアについて〜注意しておく病気とは?~」「猫の困った行動を解決する!」「愛猫のがんと向き合うには」「難しいお手入れをかんたんにする3つのコツ」「実は間違えやすい!?こんなときどうすれば良いの?~吐いたとき、下痢したとき~」など。
13回目の開催となる今回は「こんなときどうすれば良いの?~熱中症~」をテーマに実施。
1時間半にわたって行われる本セミナーでは「熱中症って何?」「熱中症が起きやすい環境は?」といった予防対策にも通じる基礎的な知識をはじめ、「熱中症になるとどうなる?」「動物病院に行く前にできることは?」など、実際に愛猫が熱中症になってしまった際に役立つ情報まで、飼い主さんなら知っておきたい内容について学ぶことができます。
申込は専用フォームにてセミナー当日の12:00まで受け付けており、受講価格は視聴のみが1,500円、視聴+配布資料(PDF)のセットが2,000円。事前にアプリなどのインストールは不要で、インターネット環境があればパソコンやスマートフォンから専用ページにアクセスするだけで受講することができます。
本シリーズのセミナーはライブ配信によってリアルタイムで行われていますが、2021年5月からは終了したセミナーの録画配信も実施中。
価格はライブ配信セミナーと同じく1講義あたり1500円で、購入後30日間は何度でも見ることができるため、スケジュールが合わなくて見逃してしまった講義や、もう一度おさらいしたい講義などを好きな時間に視聴することができます。
<セミナー概要>
日程:2021年7月17日(土)
時間:21:00〜22:30
講師:服部 幸(東京猫医療センター院長)
場所:オンライン
費用:1,500円〜2,000円
申込:https://vets-line.jp/2021/07/03/dr-yuki-hattori-webinar13/195/
<参考>
・猫の飼い主さんに聞いた「熱中症」に関するアンケート調査結果が発表
・愛猫の暑さ対策してる?日本気象協会が「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」を公開
・ネコの体感温度を3℃下げてくれる!猫ハウス&熱中症対策としても使える多機能リュックが登場
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