どんな猫でもスケボーを乗りこなせる♪ イギリスの雑貨ブランドからユニークな爪とぎが登場
オーストラリアに住むキジ白猫のディジャ(Didga)ちゃんは、スケボーを乗りこなすアウトドア派。
静止している板を自ら漕ぎ始めたり、走行したまま障害物を避けるなど、人間顔負けの華麗なテクニックは世界中の人々を魅了しています。
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猫を飼っている人なら、うちの子がスケボーに乗っている姿も一度は見てみたい…という感情が自然と湧いてくるもの。しかし、日本では完全室内飼育をしている家庭が増えていますし、お散歩好きな猫であっても車輪が動く不安定なスケボーは怖がってすぐに降りてしまいそうですよね。
そんな猫のスケボーシーンをお家で手軽に再現できるアイテムが、イギリスの雑貨ブランドから日本市場向けに発売されました。
遠目に見た感じはまさにスケートボード。茶色のデッキ(=板)にピンク色のタイヤが程よいアクセントになっていて、なかなかオシャレな感じ。
でも近くによってみると、何やらダンボールっぽい質感。
そう、実体はスケボー型のキャットスクラッチなのです。
もちろんタイヤは固定されていて動かないので、ネコちゃんは安心して座ったり、う~んと伸びをしたり、バリバリ爪を研いだりすることが可能。
デッキの上を歩いている瞬間をカメラで捉えることができれば、スケボーに乗って走っているような写真を撮影することができます。
注目なのがデッキの分厚さ。一般的にスケボーではデッキが厚いほど着地した時の安定感が増すため、トリッキーなスケーターは太めのデッキを好みがち。抜群の運動神経を誇る猫が分厚いデッキに乗っている光景は、今から大技を繰り出しそうな予感を感じさせてくれます。
また、傍から見ると同じように見えるスケートボードにおいて、大きく差別化を図れるのがウラ面のデザイン。
スケーターの個性を表現する役割も果たすことから様々なデザインが存在し、そのアーティスティックな外見からお店や自宅などでインテリアとして飾っていることも少なくありません。
スケボー型のキャットスクラッチも裏面のデザインにはこだわっていて、そのモチーフはもちろん猫。
真ん中にギロリと睨む猫の表情がドドーンと描かれたインパクト抜群のデザインで、まわりの黄色いスペースをよく見るとニャンと大量のネズミが。そして青い線で所々につけられた爪の引っかき傷。
ウラ面全体でネズミを捕まえる猫の格闘ぶりが表現されています。
また、タイヤの部分の素材も爪とぎになっているため、スケボーを裏返した状態でも爪を研げるようになっているほか、使わない時は壁に立て掛けてインテリア代わりにも使ってもOK。
デザインと機能性が一体化したスケボー型の爪とぎになっています。
この商品を開発したのは1999年にイギリス・ロンドンで誕生したSUCK UK(サックユーケー)という雑貨ブランド。
「こんな雑貨使ってたらかっこよくない?」という創設者の遊び心とアイデアをもとに、キッチンやアウトドアをはじめパーティグッズ、ステーショナリー、ペット用品までさまざまなジャンルの商品を開発していて、これまでに英国内の優れた雑貨やギフトに贈られる賞をたびたび受賞。
イギリス以外にも50カ国以上に展開中で、日本では輸入総代理店を務めるアールオーエヌから可愛い猫デザインの紙ナプキンやメモパッド、猫の形をした自転車ベルなどの商品が過去に発売されています。
今回発売される「Cat Scratch Skateboard(キャット スクラッチ スケートボード)」は日本初上陸となるアイテムで、価格は1個4,300円。全国の雑貨店などにて1月14日より販売が開始されています。
<参考>
・スケボーも乗れるニャン!20個の芸ができる猫がギネス認定
・猫が入っていたのは洗濯機…ではなく爪とぎハウス!オーサムストアから新作ペット商品が登場
・猫が爪を研ぐほど芸術性が高くなるッ!絵画のように飾れる壁掛けタイプの爪とぎ「ネコボード」
(C) SUCK UK LTD/RON Corporation