日産がネコ専用の軽自動車「にゃっさんデイズ」を開発!100名に当たるキャンペーン実施中
大手自動車メーカーの日産が9月24日、ねこ用軽自動車「にゃっさんデイズ」を開発したことを発表しました。
「にゃっさんデイズ」とは、猫の体にぴったりとフィットした小型サイズの車。
日産が自信をもって提供している車を猫にも乗って欲しいとの思いから開発された車両で、フロントガラスからひょっこりと顔をのぞかせる姿はとってもキュートです。
もちろん本物の自動車ではなく実際に販売もされていませんが、猫を飼っている人にとっては、思わず愛猫の運転シーンを妄想してしまいそうになるアイテムですね。
モデルとなっているのは「日産デイズ」。
軽自動車ながら先進技術を多く搭載している車で、今回発表された「にゃっさんデイズ」は、そのプロモーション用に開発されたもの。特設サイトで公開されているWEBムービーでは、猫が運転する「にゃっさんデイズ」の映像を通して、日産デイズの先進技術を知ることができます。
例えば下記は、高速道路での走行においてアクセル・ブレーキ・ハンドルの操作をクルマがアシストする「プロパイロット」機能の映像カット。
「日産デイズ」と「にゃっさんデイズ」、それぞれ人間と猫が運転した時の映像を比較しながら、機能の魅力を紹介しています。
その他にも、運転中に危険を感じたらスイッチ一つでオペレータに繋がる事故自動通報システム「SOSコール」や、クルマを真上から見下ろしているような映像でひと目で周囲の状況を把握できる「インテリジェントアラウンドビューモニター」など、猫のかわいい運転シーンを見ながら車の特徴を理解できる映像が公開されています。
「日産×猫」といえば2016年、車に乗る前にボンネットを軽く叩いて猫がいないか確認する「猫バンバン」というプロジェクトを提唱。
冬になると暖かい車のエンジンルームの中に潜り込んでしまう外猫が増え、運転手がそれに気づかずにエンジンをかけて発車すると猫を巻き込んでしまうことから、事故に対する注意喚起として呼びかけを行い大きな話題となりました。
「にゃっさんデイズ」はそれに続く日産の猫プロジェクト第2弾で、日産デイズのプロモーションとして展開。
ネコ好きなマーケティング担当者によるアイディアが発端で、「クルマに興味があるお客さまは、ねこ好きかも?」との仮説を立てて独自調査を開始。その結果、なんと20〜40代でクルマを購入したいと思っている女性の約8割が「ねこ好き」であること、さらには約6割が普段からSNS等でねこの画像を見ていることが判明したことから、今回の企画が実現したのだとか。
現在は企画の一環として「おうち用にゃっさんデイズ」が抽選で100名に当たるキャンペーンも実施中。
映像に出てくる「にゃっさんデイズ」には車輪が付いていますが、「おうち用にゃっさんデイズ」はタイヤなしの厚紙製。初期は折りたたんだ状態で、組み立てると「25cm×25cm×51cm」ほどの大きさになる、ダンボール製の猫ハウスようなアイテムです。
似たようなアイテムとしては、ヤマト運輸の宅急便トラックをモチーフにした猫ハウスが有名ですが、自動車メーカーのリアル車体をモデルにしたものは珍しく、猫と軽自動車の相性もばっちり。
応募方法は特設サイト(www2.nissan.co.jp/SP/DAYZ/NYASSANDAYZ/)の専用フォームにアクセスして必要事項を入力するだけ。2020年9月24日〜2020年10月23日17:00まで応募を受け付けています。
⇒【レビュー】日産が開発した軽自動車型の猫ハウス「おうち用にゃっさんデイズ」を試してみた
<参考>
・職人が猫のために作り上げた高級インテリア!話題の「ネコ家具」が10名に当たるチャンス
・こんな荷物が届いたら嬉しくない?ヤマト運輸から再利用できる猫型の梱包資材「ネコ耳BOX」が登場
(C) Nissan