美しい歌声も披露!来週公開の映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」メイキング映像が公開
いよいよ来週末8月26日(土)から上映が開始される映画、「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」のメイキング映像が公開されました。
この作品はイギリスで150万部を販売した人気小説「ボブという名のストリート・キャット」を実写化した映画で、なけなしのお金をはたいて野良猫を助けたはずが、本当に救われたのはどん底の生活を送っていたストリート・ミュージシャン自身だった、という実話を元にしたノンフィクションの感動ストーリー。
原作は世界30ヵ国以上で出版され、続編2冊とあわせて1,000万部以上の売上を記録するほどのベストセラー作品です。
監督を務めるのは「シックス・デイ」「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」「ターナー&フーチ/すてきな相棒」などの作品で知られるベテラン、ロジャー・スポティスウッド。製作陣には、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」の製作を手掛けたダミアン・ジョーンズ、米アカデミー賞受賞作品「英国王のスピーチ」で製作総指揮を務めたポール・ブレットとティム・スミスらが名を連ねています。
今月始めには、原作者でストリートミュージシャンのジェームズ・ボーエンと愛猫のボブが初来日。
トークショーにて作品のPRが行われるなど映画への期待が高まりつつありますが、公開まで残り1週間ほどとなった今回、物語を彩る魅力的なキャストや製作陣へのインタビュー、本人(猫)役で出演したボブの撮影秘話などが収録されたメイキング映像が新たに解禁されました。
製作を担当したアダム・ロルストンは、世界中にファンを持つベストセラー作品が原作であるだけに、ボブと薬物依存症と闘うジェームズの描き方に大変苦労したと明かしています。
一方、ジェームズ役を演じたルーク・トレッダウェイは、「彼らは絶妙なバランスを保ちながらそれぞれの世界を生きてる。どちらも弱ってる時に出会って互いを支え合うようになるんだけど、その姿が前向きで美しい」と、二人の物語に心酔しきり。またルークは自身の歌手としての経歴を生かし、バスキング(路上演奏)シーンで美しい歌声も披露しています。
ジェームズが心を通わせていくガールフレンドのベティ(ルタ・ゲドミンタス)とクリスマスを祝うシーンでは、ルークが弾き語りでその美声を披露し、演奏に聞き入るような様子のボブの姿も一足先に見ることができます。ちなみにジェームズとベティを演じたルークとルタは、ニャンと実生活で恋人同士なのだとか。そんな背景もあり、二人の息の合った共演シーンにも注目です。
メガホンをとったロジャー・スポティスウッド監督も、「ジェームズとボブの関わり方は人間同士よりも深い。互いを受け入れようとする様が普通とは次元が違う。ボブは普通じゃない!」と賞賛。撮影にあたっては、本物のジェームズ・ボーエンが現場に立ち会い、キャストたちと交流しながら会話の内容や役柄について理解を深めていったのだとか。
その他にもメイキング映像には、ボブの代名詞ともいえるハイタッチや肩乗り姿、ジェームズに甘える愛くるしい仕草なども収められており、眺めているだけで楽しめる映像となっていますよ。
映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」は今月8月26日(土)から、新宿ピカデリーやシネスイッチ銀座を始め全国の劇場で上映が開始される予定となっています。
<参考>
・全英ベストセラー小説が映画化!ホームレスと野良猫の友情(実話)を描いた「ボブという名の猫 」
・主人公と主役ねこが来日!ホームレスと野良猫の友情を描いた実話映画「ボブという名の猫 」
・猫のように生きるのニャ!元ホームレスの男性が野良猫から学んだ教訓本「ボブが教えてくれたこと」
画像提供:POINT SET CORP.