夏場でもフードや水の鮮度が持続!低温に保ち菌の繁殖を軽減する「Magisso」のペットボウル

猫がお水を飲んだりご飯を食べる容器を低温に保ってくれる、ペット用のボウルが先月から発売されています。

低温を持続して菌の繁殖を防ぐ、マギッソ(Magisso)の自然冷却機能付きペットボウル

黒いセラミックス製のこの容器は、冷水や氷水で1分間ほど冷やすと、素焼きされた表面にある無数の細かい穴が水分を急速に吸収して気化するため、気化熱の冷却作用によって容器を低温に保つことができます。一般的な容器に比べて水を2〜3割も多く吸収するため、冷却作用を効果的に発揮できるように設計されています。

気化熱の冷却作用によって容器を低温に保つマギッソ(Magisso)のペット用ボウル

容器の内側はガラス質の釉薬(うわぐすり)でコーティングされているので、注いだ水がセラミックスに染み込んでしまったり、表面に滲み出たりすることはありません。

この容器を開発したのは、食器などの雑貨を販売しているフィンランドのマギッソ(Magisso)というメーカーで、ペット用のボウルは「水飲み用」と「食事用」の2種類が販売されています。

マギッソ(Magisso)のペット用ボウルは「水飲み用」と「食事用」の2種類

水飲み用のボウルは、夏場や温度の高い室内に置いても水の温度を数時間ほど低温に保つことができます。※テレビ番組による検証では夏場の屋外に放置して1時間水の温度を維持

水飲み用のボウル自然冷却機能のあるマギッソ(Magisso)の水飲み用ペットボウル

猫は冷たい水が好きな子もいれば、ぬるま湯のような温かいお湯が好きな子もいますので一概に低温に保てば良いわけではありませんが、季節や水の入れ替えるまでの時間の長さによっては、低温に保っておいた方が良いケースもあるでしょう。

一方、ご飯用のボウルは獣医師と共同で開発されたもの。容器の真ん中にはお魚の形をした突起があるため、キャットフードの早食いを防止してゆっくり食べることを促します。早食いによって引き起こされる嘔吐などのトラブルを軽減し、健康的な食べ方が出来るように設計されています。

ご飯用のペットボウルキャットフードの早食いを防止して菌の繁殖も防ぐマギッソ(Magisso)の食事用ペットボウル

もちろん食事用の容器にも低温に保つ機能があるため、冷やした時の気化熱による作用でキャットフード(特にウェットフード)を冷たく保ち、菌の繁殖を軽減してフードの鮮度を保つ効果があります。

水飲み用はLとMの2サイズあり、猫や犬の大きさに応じて選ぶことができます(Mサイズ:15.4×6.6cm)。

水の温度を低温に保つマギッソ(Magisso)のペットボウル、サイズは2種類

ご飯用はS/M/Lの3サイズあり、MとLサイズは真ん中の突起が骨の形をしているので犬用、Sサイズはお魚の形をしているので猫用といった使い分けが良さそうです。(Sサイズ:13.5×H5.5cm)

キャットフードの早食いを防止するため魚の形をした突起があるペットボウル

フードの早食いを防止する突起があるペットボウル、サイズは3種類

容器の耐熱は200度、耐冷は-18度まで対応しているほか、食洗機にも対応しているので使い勝手の良さにも配慮されています。

この冷却機能を持った容器シリーズは、ペット用のボウル以外にも人間用の食器やタンブラー、ワインクーラーなども販売されています。パーティやバーベキューなど、大人数で時間をかけて食事をする時などに便利ですね。

マギッソ(Magisso)社は冷却機能を持った人間用の食器やタンブラー、ワインクーラーも販売

ペットボウルは、日本では先月から発売が開始されており、Amazonでは1~2ヶ月以内の発送となっていますが、楽天では11月上旬に入荷予定のお店もあるようです。※2016年11月5日時点

今回ご紹介したペットボウルは、温度を冷たく保つ容器ということで夏に活躍する商品に見えますが、冬は暖房器具を利用する機会が多くなりますので、自然と室内の温度も上がりがちです。部屋の温度を高めに設定している方には便利かもしれませんね。

猫や犬と暮らしている方は、来年の夏に備えてチェックしておきたいアイテムではないでしょうか。

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出典:magisso.comfacebook.com

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