沢尻エリカ主演のネコ映画「猫は抱くもの」本編の予告映像が公開
沢尻エリカや吉沢亮らが出演する、今年の6月に上映予定の新作ネコ映画「猫は抱くもの」。本日新たに本編の予告映像が公開されました。
沢尻エリカとロシアンブルー(猫の良男役)本作は2012年公開の映画「ヘルタースケルター」以来、約6年ぶりに主演を務める沢尻エリカをはじめ、映画「銀魂(ぎんたま)」の沖田総悟役で知られる人気若手俳優の吉沢亮、映画「ゼロの焦点」や「ジョゼと虎と魚たち」などでメガホンをとった犬童一心監督ら豪華メンバーが集結した話題の映画作品。
思った通りの自分になれず投げやりな毎日に慣れてしまった元アイドルの沙織（沢尻エリカ）と、自分を沙織の人間の恋人だと思い込んでいる猫（吉沢亮）が自分らしい生き方を見つけていく物語で、こじらせてしまった「人間1人」と「猫1匹」の妄想とリアルが入り混じった演出が見どころのほか、作中にはたくさんの猫が登場するためネコ好きな人には気になる映画です。
たくさんの猫が出演するのニャこじらせた１人と１匹の妄想が、自分らしい幸せに気付かせてくれる―
思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織（沢尻エリカ）。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男（吉沢亮）だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。
そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保（峯田和伸）が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ（コムアイ）、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。
うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ・・・。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。
本日新たに公開されたのは待望の予告映像で、沢尻エリカの熱演やキュンとくる映像をはじめ、印象的な楽曲など見どころが満載。
その内の一つは、本作で6年ぶりの主演となる沢尻エリカが、アラサーの元アイドルで人生にこじらせた女性を体当たりで熱演するシーン。
元アイドルを演じる沢尻エリカアイドルとしてステージで踊る姿に加えて、粉まみれのままジャージ姿で歌ったり、坂を転げ落ちるなど人生にこじらせた女性像を体当たりで演じているほか、終盤では峯田和伸演じる猫・ゴッホの前で見せる涙の表情は圧巻です。
また、本作では本物の可愛い猫に加えて、吉沢亮をはじめ峯田和伸、コムアイ、岩松了など総勢11名の役者が擬人化された猫として登場するという斬新な演出がとられているのも大きな特徴。特にロシアンブルーの猫・良男が擬人化した姿を演じた吉沢亮が木の影や窓辺から沢尻を見つめる姿はまさに猫そのもの。本映像ではアイドルの振り付けダンスも披露しています。
ダンスを踊る吉沢亮さらに予告映像で流れる楽曲は主人公の沢尻エリカ（沙織）がアイドル時代所属していたグループ「サニーズ」の唯一のヒット曲「ロマンス交差点」。軽快な曲調ながら、かつて夢を追っていた沙織の心境と重なり合い劇中では重要な役割を果たすほか、コムアイが歌う挿入歌「マヨイガのうた」も物語に優しく寄り添っていて、劇中を彩るこれらの楽曲にも注目です。
今から上映が楽しみな映画「猫は抱くもの」ですが、本作の撮影中、主人公の沢尻エリカは良男役の猫をずっと可愛がってきたそうで、撮影終了後にはブリーダーさんから引き取ったという逸話も公表。名前は銀色の毛並みにちなんでグリグリ（フランス語で「灰色」＝「Gris」＝グリ）に決定したのだとか。
良男役のロシアンブルー
共演した沢尻エリカと本当の家族に
沢尻エリカ本人からは「毎日家中を走り回っていてとても元気な子です。新たな家族が増えてとても幸せな日々を過ごしています。」とのコメントが出されるなど、撮影が終わった後も溺愛されている様子がうかがえます。
というわけで、現実の世界ではニャンと家族になってしまう1人と1匹。予告編の映像で流れる沢尻エリカが猫の良男に向けた眼差しにも大注目です。
監督：犬童一心
原作：大山淳子「猫は抱くもの」
脚本：高田亮
音楽：水曜日のカンパネラ
沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ（水曜日のカンパネラ） / 岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠
伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人
2018年／日本／カラー／ビスタ／DCP5.1ch／109分
©2018「猫は抱くもの」製作委員会 nekodaku.jp
