小野賢章や浪川大輔ら人気声優も参加決定！映画『泣きたい私は猫をかぶる』追加キャスト6名を公開
今年の6月に公開予定の長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』から、主人公に関わる重要なキャラクターを演じる追加キャストが一挙に公開されました。
本作は、小学四年生の主人公が街に突如現れたペンギンの謎を解明しようする物語を描いた映画『ペンギン・ハイウェイ』（2018）にて、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞とファンタジア国際映画祭 今敏賞（ベストアニメーション賞）を受賞したアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編映画の第2弾。
思春期特有のゆれ動く感情と、猫に変身するちょっぴり不思議な世界が交差しながら、本当の自分を見つけるストーリーが描かれています。
ドラマや映画などで幅広く活躍中の女優・志田未来さんと、現在最も勢いのある声優・花江夏樹さんによるW主演をはじめ、主人公を「猫」世界へと導く謎のお面屋＜猫店主＞に山寺宏一さん、担任教師の＜楠木先生＞としてお笑いコンビおぎやはぎの小木博明さんら豪華キャスト陣が参加することでも話題となっている本作。
今回新たに、主人公の＜ムゲ＞と彼女が思いを寄せる＜日之出＞のクラスメイトや、ムゲの家族など、物語でも重要な役割を果たすキャラクターについて、声を演じる6名の追加キャストが発表されました。
明るく快活な主人公・ムゲに寄り添う友人の＜深瀬頼子（ふかせ・よりこ）＞を演じるのは、『けいおん！』や『プリキュア』シリーズ、『響け!ユーフォニアム』など数々の話題作に出演し、声優ユニット・スフィアの一員としても活躍している寿美菜子（ことぶき みなこ）さん。作中のストーリーでは青春を駆け抜けるムゲと頼子の友情にも要注目。
ムゲが思いを寄せる日之出の友人＜伊佐美正道（いさみ・まさみち）＞を演じるのは、映画ハリー・ポッターシリーズの吹き替え版で10年間にわたってハリー役を務め、ドラマや舞台でも活躍している小野賢章さん。思春期特有の悩みに揺れ動く日之出の良き友人として行動を共にします。
さらに、ムゲの父親＜笹木洋治（ささき・ようじ）＞に『ヒカルの碁』藤原佐為役の千葉進歩さん、ムゲの父親の恋人で血の繋がりがない年頃のムゲと生活を共にする＜水谷薫（みずたに・かおる）＞を『のだめカンタービレ』野田恵役の川澄綾子さん、ムゲの実の母＜斎藤美紀（さいとう・みき）＞は「カレイドスター」レイラ・ハミルトン役の大原さやかさんがそれぞれ決定。
学校では明るく振舞うムゲも、実は複雑な家庭環境に悩んでいる一面を持っており、仲間たちとの友情だけでなく、家族のドラマも見どころの一つとなっています。
また、日之出の家が営む焼き物の工房で働く青年＜坂口智也（さかぐち・ともや）＞役には、『君に届け』の風早翔太役 や『ルパン三世』の石川五ェ門役で知られる浪川大輔さんを起用するなど、追加キャストも豪華な顔ぶれ。
作中ではその工房にも将来を左右するような”ある事態”が起こりつつあり、物語の展開に大きく影響してくる日之出を取り巻く環境の変化にも注目です。
笹木美代（ささき・みよ）は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間）」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人（ひので・けんと）へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった…。それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。
猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる…
このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――
自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。
作品情報
© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
