あの人気猫がサンタクロース姿に変身ニャ♪ 映画『ボブという名の猫2』作中シーンが新たに公開
ホームレスを救った猫として世界中で有名な茶トラ猫の「ボブ」。その猫が本人役として出演する新作映画『ボブという名の猫2 幸せのギフト』の新しい場面写真が公開されました。
ボブはイギリスのベストセラー小説『ボブという名のストリート・キャット』に登場する実在した猫。
同書はロンドンでストリートミュージシャンとして生計を立てていた主人公の青年が、薬物中毒になり親にも見放されてどん底の生活を送っていた中、一匹の野良猫と出会い、互いに支え合い、困難を乗り越えていく奇跡と友情を描いたノンフィクションストーリーで、世界30か国を超える国々で出版されたシリーズ累計の発行部数は1,000万部を突破。
猫のボブが本人役で出演した映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』はイギリス王室のキャサリン妃も観賞に訪れて絶賛するなど、世界的なヒットを記録して注目を集めました。
その後は飼い主で原作者のジェームズ・ボーエンと一緒に日本を訪れるなど、世界中のファンと交流を深めていたボブですが、2020年6月に不慮の事故で他界してしまいます。
そんな人気猫だったボブは生前、ジェームズさんの著書を原作とした第2弾映画の撮影を終えており、イギリスではすでに上映済み。日本でもいよいよ公開まで2週間と迫った本日、新たにサンタクロースの衣装に身を包んだボブの姿など、作中のシーンを切り取った場面写真が10枚一挙に公開されました。
猫サンタになった姿以外にも、お馴染みとなったジェームズの肩に乗るボブや、路上ライブの準備をするジェームズを待つボブ、クリスマスパーティーに出席するボブなど、常に一緒にいるジェームズとボブの強い絆を感じさせる微笑ましい場面写真が並んでいます。
一方、作中で描かれるクリスマスは、動物福祉局に目をつけられてボブの身も危険にさらされた試練の日々。ボブの飼い主で映画の原作者でもあるジェームズ・ボーエンは「それでもいつもそばにいて一緒に戦ってくれたボブは、本当に特別な存在だった」と、当時を振り返って語っています。
「ふたり一緒なら強くなれる。」そんなボブからのメッセージが伝わってくる本作は、2022年2月25日(金)より、新宿ピカデリーやシネスイッチ銀座など全国の映画館で上映が開始される予定となっています。
ホームレスのストリート・ミュージシャンからベストセラー作家へと転身したジェームズ・ボーエンは、ある日、彼の相棒である茶トラ猫の「ボブ」と出版社が開催したクリスマスパーティーに出席。その帰路の途中、路上演奏違反の疑いで警察官に取り押さえられていたホームレスを助けることに。自暴自棄になっていたその若者にジェームズは、自身が生計を立てるため路上で過ごした最後のクリスマスの話を始める。それはジェームズにとって最も困難で苦しい選択を迫られた忘れられないクリスマス。ボブはどのようにしてジェームズを人生の挫折から再び立ち直らせたのか――。
<参考>
・享年14歳、映画「ボブという名の猫」で世界を魅了した人気ネコ「ボブ」が死去…続編は公開予定
・全英ベストセラー小説が映画化!ホームレスと野良猫の友情(実話)を描いた「ボブという名の猫 」
・主人公と主役ねこが来日!ホームレスと野良猫の友情を描いた実話映画「ボブという名の猫 」
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