スナネコの赤ちゃんが切手になるよ!猫と触れ合える「わんにゃんリビング」の貸し切りプランも
世界最小級の野生ネコで、愛くるしい姿から”砂漠の天使”とも呼ばれて人気沸騰中の「スナネコ」。
日本では飼育している施設が2つしかない希少な動物で、そのうちのひとつ栃木県那須町にあるテーマパーク型の動物園「那須どうぶつ王国」では今年の4月に国内で初めて繁殖に成功。1頭の赤ちゃんが産まれたほか、7月にも3頭の赤ちゃんが誕生しており、現在は親ネコを加えて計6頭のスナネコが飼育されています。
そんなスナネコの赤ちゃんが国内で初めて誕生したことを記念して、一部の郵便局やオンラインストアでオリジナルフレーム切手が発売されます。
那須どうぶつ王国で最初に誕生した「アミーラ」の写真を中心とした切手で、人工哺育器の中で目を丸くしたりよちよち歩きしている誕生直後の様子をはじめ、子猫へと成長して展示スペースで過ごしている様子など、スナネコの可愛らしい姿を楽しめる84円切手が1シートにつき10枚収録されています。
この記念切手は栃木県内にある88の郵便局にて、2020年10月16日に発売を開始。
<販売郵便局>
栃木県大田原市、那須塩原市、那須烏山市、さくら市、矢板市、真岡市、那珂川町、那須町、塩谷町、高根沢町、益子町、茂木町、芳賀町、市貝町の全郵便局と道場宿町郵便局、鐺山郵便局、宇都宮清原台郵便局(計88局)
※那須どうぶつ王国での販売は未定
販売は1シート単位(10枚 1,430円)で599シートの数量限定で発売。当日午前10時からは、那須どうぶつ王国の敷地内にある屋内施設「アジアの森」にて同園支配人から郵便局長への贈呈式が行われます。
また、10月25日(日)の0時15分からは、日本郵便の公式WEBサイト「郵便局のネットショップ(shop.post.japanpost.jp)」でもスナネコの記念切手を購入することが可能。申込みには同ショップへの会員登録が必要となるほか、商品の販売価格とは別に郵送料などが加算されます。
なお、スナネコを飼育している那須どうぶつ王国では、希少動物たちの命をつなぐための資金調達を目的としたクラウドファンディングを「READYFOR」にて実施中。
すでに3,000万円を達成して「ニホンライチョウの野生復帰順化施設」の建設や、冬期を迎え急ぎ整備の必要な「コツメカワウソ家族」の温かい屋内展示場、マヌルネコの新展示場、レッサーパンダ親子の展示場などの整備について設計・計画段階に入っているといいます。
現在はネクストゴールの5000万円に挑戦中で、新たに「猫いっぱいわんにゃんリビング貸し切りふれあい1時間」が返礼品として登場。
「わんにゃんリビング」とは、王国タウンエリアにある小型犬や猫とふれあう事ができる屋内施設で、アビシニアン、アメリカンショートヘア、エキゾチックショートヘア、スコティッシュフォールド、チンチラ、ベンガル、ラパーマ、ロシアンブルーなどのネコが生活しています。
季節ごとに工夫を凝らした装飾を室内に施したり、冬季にはコタツネコ展示(コタツを設置しコタツに当たりながら猫たちを観察できる)などの企画が行われている人気施設ですが、現在は新型コロナウイルスの感染症対策として3密を避ける目的で閉鎖中。
新しい返礼品はこの「わんにゃんリビング」を1時間貸し切って猫たちと触れ合うことができる権利で、価格は当日の入園料込みで50,000円。
貸し切りの実施日は2021年3月〜11月末(GWは除く)の間で、申込者と相談のうえ決定するとしています。
<参考>
・ついに赤ちゃんとママが一緒に登場!日本初・砂漠の天使「スナネコ」の親子展示が始まるニャ
・スナネコをお家で見たくない?赤ちゃんから子猫になるまでの成長記録映像がDVDで発売決定
・スナネコと一緒に暮らしたい…?そんな人向けに赤ちゃんサイズの可愛いぬいぐるみが登場
(C) 画像提供:Nasu Animal Kingdom