愛猫の名前も登録可能!ネコ専用モードで運転できるシャープの加湿空気清浄機
人工知能とプラズマクラスターの進化により、人とペットに快適な空気環境を創る加湿空気清浄機(4機種/6カラー)が昨秋、シャープから発売されています。
近年、家電製品市場ではモノとインターネットがつながる「IoT」という領域が注目を集めていますが、シャープではエアコンや空気清浄機をインターネットでクラウド上の人工知能とつないで提供する「COCORO AIR(ココロエアー)」という独自のサービスを展開しています。
本シリーズ製品では進化した「COCORO AIR」を採用。
専用アプリに愛猫や愛犬などペットの名前を登録すると「ネコちゃんおまかせ」または「ワンちゃんおまかせ」いずれかのペット専用運転モードを選択することができ、通常のおまかせ運転よりも風量を強めてプラズマクラスターと集じんを強化するとともに、ニオイセンサーの感度を上げることで高い脱臭性能を発揮します。
「ワンちゃんおまかせ」運転時は室温が高くなるとスイングして幅広く送風する一方で、「ネコちゃんおまかせ」運転時は室温が低くなると風が直接当たりにくいようにするなど、猫や犬の特性に応じて特別な運転制御を行うことも可能。
猫を飼っていると空気清浄機の上に飛び乗った際にボタンを押してしまい、運転を停止したり設定を変更してしまったりすることもありますが、猫が操作パネルの上に飛び乗っても誤動作しないように、運転スタート時にチャイルドロックの設定忘れをスマホアプリ上に通知するといった機能も用意されています。
ペットを飼っている人ならではの通知機能も充実。
真夏や真冬の外出時は、お留守番している猫が快適に過ごせているか室内の気温や行動が気になるもの。
本シリーズでは専用アプリの「温度に関するお知らせ」機能を使うことで、事前に設定しておいた室温をオーバーするとスマートフォンに通知することができるほか、センサーが検知したニオイやホコリの発生状況から、トイレでオシッコをしていたり部屋を走り回っているなどの行動予測を通知することもできます。
また、シャープの空気清浄機といえば空気を浄化する独自技術・プラズマクラスターが有名ですが、本シリーズではペットを飼っている人には気になるソファーやカーペットなどへの「付着排せつ物臭」の消臭効果を新たに実証。
気になるニオイを素早く消臭できるほか、フィルターに溜まったホコリを定期的に自動で掃除する「自動掃除パワーユニット」を搭載しているため、お手入れの手間を軽減してくれるのも飼い主さんにとっては魅力的です。
ペット向け以外の機能にも最新技術が導入されていて、クラウドのAI(人工知能)機能が空気浄化性能を最大限に発揮。
本体に内蔵されている温度・湿度・照度・ホコリ・ニオイ・人感などの各種センサーで計測した情報やスマホの位置情報サービスをもとに、室内と屋外の空気の状態を分析して自動で最適な運転に切り換える「おうちフィット」運転機能が搭載されているため、毎日の生活パターンを分析・学習して起床時、留守中、帰宅時、食事中、就寝時など各シーンごとに最適な運転に自動で切り換えてくれます。
また、一般的に空気清浄機の効能や性能は目に見えづらいといった側面がありますが、本シリーズでは目に見えない「室内や屋外の空気の状態」「キレイにした空気の量」「フィルターなどの消耗品の交換時期の目安」などをスマートフォンの画面で確認して効果を実感できるほか、外出先からの遠隔操作を行うこともできます。
新シリーズの製品は下記の4種類がラインナップ。
・KI-JP100-W(ホワイト系)
・KI-JX75-W(ホワイト系)
・KI-JS70-W/(ホワイト系)/H(グレー系)
・KI-JS50-W(ホワイト系)/H(グレー系)
製品によっては本記事で紹介した機能の一部が搭載されていないほか、製品ごとに性能に差がありますので、興味のある方は公式HPをチェックしてみては。
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