AIスマート猫トイレ「ルルペット」が日本初上陸!排泄物を画像認識して自動で分析&異常を検知するとスマホに通知
猫を飼っている人にとって猫トイレは必需品の一つですが、近年は自動で掃除してくれるものや、猫の体重や行動を記録してくれるものなど、猫トイレにも様々な技術的進化が見られるようになりました。
台湾のスタートアップ企業が開発した「LuluPet(ルルペット)」も、そんなアイテムのひとつ。最新のAI技術を使って愛猫の健康状態を分析してくれるトイレです。
猫は具合が悪くなると、体重やトイレの回数などに変化が現れることもあるため、それらのデータを記録して分析する機能を備えたスマート猫トイレは、日本のメーカーからもいくつか発売されてますが、猫の健康状態がダイレクトに反映されやすいのが排泄物。
LuluPetはその「猫の排泄物」を画像認識して分析してくれる日本初の猫トイレで、本体に内蔵されたカメラや赤外線センサーによって、排泄物の種類(大・小)や状態(便秘・正常・下痢)を識別することが可能。
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それに加えて、猫の年齢・品種・ライフスタイル情報などを入力すると、台湾・米国・日本の動物病院と協力して開発した6,000匹以上のデータベースと照らし合わせ、総合的に猫の健康状態が正常範囲内にあるかどうかをAIで分析し、異常が検出された場合は専用のスマホアプリに通知してくれるのが特徴です。
排泄物の撮影は猫がトイレをするたびに自動で行われる仕組みで、撮影した写真はスマホアプリで確認することができるほか、リアルな写真を見るのに抵抗がある場合は、排泄物の状態をイラスト化して表示するエリアで確認することも可能。
1週間のデータを並べて表示してくれるので分かりやすく、動物病院で愛猫を診てもらうときでも、便の状態がどのように変化しているのかを獣医さんに正確に伝えることができます。
では、多頭飼いをしているお家で使うとどうなるのか。通常、猫の数が多くなればなるほど個々の排泄物を特定するのは困難になりますが、LuluPetは猫の顔や毛色、体重などから個体を識別して異なるデータを記録することができ、最大15匹までの猫に対応。大きな手間をかけることなく愛猫たちの健康状態を管理できるのは、飼い主さんにとって嬉しいメリットです。
お掃除をする時は、本体下部にあるトレイを引いて、排泄物を取り除くというシンプルな作業でOK。猫砂が入った白いケースは、灰色の電子バックプレートから取り外せば水洗いすることもできるので、定期的にお手入れすることで清潔に保つことができます。
一方、猫の使い勝手にもこだわっていて、写真を撮影する時はシャッター音が鳴らず、フラッシュも過度に光ることがないため、繊細な猫の排泄行為を妨げないように配慮。
入口は「正面」と「上部」の2箇所に用意されています。
それぞれの入口にはドアが付いていて、密室が好きな猫の場合にはフルクローズにして使うことができますが、子猫や高齢猫が出入りしやすいように正面や上部のドアを取り外すこともできるほか、本体の上半分を取り外したフルオープンの状態で使用することも可能。
猫トイレは形状や使いやすさによって、猫が気に入らなかったりするため選ぶのが難しいのがアイテムですが、猫の好みや成長段階に合わせて調整できるのも使い勝手の良いポイントです。
この排泄物から猫の健康状態を把握できるトイレ「LuluPet」は、販売予定価格が一台49,800円。
5月24日頃まではクラウドファンディングサイトのマクアケ(makuake.com)にて先行販売を実施中で、期間中は割引価格で購入できる早割プランが数量限定で用意されています。
<参考>
・ニャンとも簡単!レバーを引くだけで掃除が完了する「半自動猫トイレ」が誕生、全自動タイプよりもエコでお手頃にゃ
・猫のトイレもサブスクの時代!自動猫トイレを定額料金で使用できる「ネコスク」プランが登場
・消臭力のエステーがペット用品ブランドを立ち上げ!第一弾商品としてシステム猫トイレを発売
(C) LuluPet Co., Ltd.