ランナーから観客まで猫まみれ!人気絵本「11ぴきのねこ マラソン大会」のジグソーパズルが登場

絵本作家・馬場のぼるさんによるロングセラー絵本シリーズ「11ぴきのねこ」のイラストを使った新しいジグソーパズルが2種類発売されています。

「絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会」のジグソーパズル、マラソン大会スタートの商品パッケージ
パッケージ(マラソン大会スタート)

「11ぴきのねこ」は、とらねこ大将率いる11匹のねこたちが繰り広げる愉快な物語。

1967年に刊行された第一作が第15回サンケイ児童出版文化賞を受賞し、その後は約30年にわたって「11ぴきのねこ」を冠した6つのシリーズ作品を発表。子供向けの絵本でありながら集団心理や団結効果、リーダーシップなども描いているのが特徴で、ユーモアや温もりあふれる作風と意外なストーリー展開が共感を呼び、初刊の発表から50年を超えた今では親子3世代で楽しまれています。

絵本シリーズ「11ぴきのねこ」に登場する猫のキャラクターイメージ
11ぴきのねこ

作中に登場する可愛い猫のキャラクターは、これまでに様々なグッズとなって発売されてきましたが、今回は1984年に初版が刊行された「11ぴきのねこ マラソン大会」のイラストがジグソーパズルになって登場しました。

「絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会」のジグソーパズル、マラソン大会ゴールの商品パッケージ
パッケージ(マラソン大会ゴール)

同作は、ねこの国で行われているマラソンが絵だけでストーリー展開していく作品で、アコーディオン式に折りたたまれているため、マラソンのスタートからゴールまでを一望できるユニークな構成の絵巻えほん。


作中には11ぴきのねこをはじめ、総勢21匹のランナーたちが難コースや珍コースをくぐりぬけ、ゴールめざして力走する様子が描かれているほか、沿道でランナーを応援するねこたちばかりでなく、町や村で日常を過ごしているねこたちの生活も細部まで丁寧に描写。

馬場のぼるさんの絵本の主人公や名脇役もたくさん登場するため、見るたびに毎回新しい発見を感じられる絵本で、1985年にはイタリアボローニャで開催された国際児童図書展でエルバ賞を受賞するなど、国境を越えて多くの子どもたちに親しまれている作品です。

2種類のパズルでは、絵本の中から「マラソン大会スタート」と「マラソン大会ゴール」のシーンをそれぞれ収録。

「絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会」で描かれているマラソンのスタートシーン
300ピースジグソーパズル/マラソン大会スタート
「絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会」で描かれているマラソンのゴールシーン
300ピースジグソーパズル/マラソン大会ゴール

いずれもピースの数は300個あり、ねこたちの数えきれないドラマを1枚ずつはめ込んで作り上げていく過程を通じて、絵本とは違った角度から作品を楽しめそう。仕上がりサイズは260×380㎜で、パズルのりとのりヘラが付属品として付いてくるため、額縁を用意すれば完成品をお部屋に飾ることもできます。

商品は東北地方の郵便局(45局)では6月15日に発売済みで、絵本ポータルサイトの絵本ナビや他の小売店舗などでは7月下旬より販売が開始される予定となっています。

品名:300ピースジグソーパズル
種類:マラソン大会スタート
  :マラソン大会ゴール
価格:各1,760円
付属:ピース請求はがき、パズルのり、のりヘラ

<参考>
「好き」という気持ちの大切さを教えてくれる、黒猫ミイさんの成長を描いた絵本「バレエのおけいこ」
赤と白のシマシマ猫を探すニャ!親子で一緒に楽しめる絵さがし絵本「マイキーはど〜こだ?」

©NOBORU BABA/KOGUMA-SHA

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