夢から覚めた猫の顔にビックリ!表情が個性的すぎてマンガに出てきそう→母猫と優しい家族に囲まれて暮らす愛され猫ちゃんだった

猫が寝ている時は、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)という2種類の睡眠状態を繰り返していて、人間とは正反対に浅い睡眠の時間帯が大半を占めているため、呼びかけたり音に反応してパッと起きることがあります。

このレム睡眠時は脳が活動している状態のため、猫がもし夢をみることがあるとすればこのタイミング。確かに猫が起きた時、今さっきまで夢の中にいたかのような表情や仕草をする時がありますよね。

そんな夢から覚めてしまったような猫の表情を捉えた写真がSNSに公開されています。

寝起きでビックリした表情の茶トラ猫
一体どんな夢を見ていたのか…?

目を大きく見開いてビックリしたような顔をしているこの猫ちゃん。

表情がこわばっていて、耳の向きも警戒心を抱く時に見せるイカ耳になっていることから、緊張感のある心理状態であることがうかがえる一方、黒目が小さいままなので、興奮状態が高まっているという訳ではなさそう。急に夢から覚めてパニックに陥っているような表情をしています。

ユニークなびっくり顔を披露してくれたのは茶トラ猫の「ぷりん」ちゃん(6歳)。

プリン色の毛色が美しい茶トラ猫
プリン色の毛色が美しい

当時の状況について飼い主さんに聞いてみると、ぷりんちゃんが寝ていた時に写真を撮りに行ったところ起こしてしまい、寝ぼけてキョトンとした表情になった瞬間を撮影した1枚なのだとか。この表情を見た飼い主さんは、「不意に撮ったのでびっくりさせてごめんねと言う気持ちと、可愛いなあと言う気持ちが同時に湧いてきた」と、複雑な心境について振り返ってくれました。

しかし、その後のぷりんちゃんは、また直ぐに寝てしまったのだそうで、もしかすると夢の続きへと戻って行くことができたのかもしれません。

香箱座りで眠る茶トラ猫
寝顔はとっても穏やか

このぷりんちゃんは寝起きだけでなく、普段から個性的な表情を見せてくれる猫ちゃんで、そのギャップが魅力的。飼い主さんのTwitterでは豊かな表情がたくさん公開されています。

普段は母猫のララちゃんと一緒に、かくれんぼや鬼ごっこのような遊びをして、家の中を駆け回ったりするのがお気に入りの過ごし方。時には飼い主さんの隙をみて外に脱出しようとしたり、パパが横になって動かないとお腹の上を蹴飛ばして遊ぼうとしたりするなどヤンチャな一面も。

更には掃除用のコロコロを自分の体の上で転がしてもらいたくて、おねだりするために飛び蹴りをくらわせてくることもあるという、元気いっぱいな猫ちゃんです。そうした手を焼きそうな行動も、飼い主さんにとっては、ぷりんちゃんの可愛らしい魅力のひとつなのだと言います。

キツネのような表情の茶トラ猫
野性的な表情を見せることも

飼い主さんの愛情をいっぱい受けて育ったぷりんちゃんは、母猫ララちゃんのお腹から生まれてきた実の子。2匹はずっと一緒にいるほど仲が良く、ララちゃんが食べ物を食べていて、ぷりんちゃんがそれを欲しがると、譲ってあげるという親子愛が見られるほど。

近年は飼い猫に避妊・去勢手術を施すケースが増えていますが、ぷりんちゃんの飼い主さんは35年前に保護した猫と、その後に生まれた猫たちを飼ってきたのだそうで、親から子へと続く命の繋がりをずっと間近で見守ってきたからこそ、一匹一匹の猫ちゃんたちに感じる思いもひとしお。愛情をたっぷり注いで育てた猫たちについて「数多くの思い出や癒しを与えてくれました」と感謝の気持が絶えないようです。

そんな飼い主さんに猫の魅力について聞いてみると、「人間のように何かに囚われずに生きていることかもしれません」と回答。また、猫の可愛らしさや愛おしさには、どんな時でも心がときめいてしまうため、飼い主さんにとっては目に入れても痛くない存在。

夫婦喧嘩があっても猫たちがいれば和やかになり、癒やしてくれるため、ただいてくれるだけで本当に幸せな気持ちになる「かけがえのない家族」なのだと、愛情たっぷりに語ってくれました。

取材協力:ぷりんちゃん(@purinlala)さん

<参考>
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