猫の交通事故を減らす取り組み!イエローハットが京大監修のもと開発した「猫飛び出しサイン」を公開

全国にカー用品専門店を展開しているイエローハットから、猫の交通事故を減らすための看板デザイン「猫飛び出しサイン」が発表されました。

「猫飛び出しサイン」のメインビジュアル by イエローハット
「猫飛び出しサイン」

イエローハットと言えば、黄色いカウボーイハットのロゴでお馴染みですが、その由来は意外にも児童が通学時に被っている「黄色い帽子」。自動車産業に関わる企業として交通安全を願う想いから考案された社名やロゴなのだとか。

そのため交通安全に対する取り組みとして、春秋になると全国交通安全運動に合わせてキャンペーンを実施しているほか、2019年からは年間30万頭以上が被害に遭っている言われる猫の交通事故を減らすため、2月22日の猫の日に「猫専用の交通安全動画」「猫専用フォトスポット」「交通にゃん全クイズ」などの啓蒙活動を行っています。

イエローハットの「全国交通にゃん全運動」動画イメージ
「全国交通にゃん全運動」

2022年の今年は京都大学の動物心理学研究チーム「CAMP-NYAN」監修のもと、交通量の多い沿道でドライバーに注意喚起することを目的とした「猫飛び出しサイン」を開発。

猫の交通事故を減らすための看板デザイン「猫飛び出しサイン」イメージイラスト by イエローハット
猫の飛び出しに注意ニャ

イエローハットを被った猫がじーっとこちら側を見つめているイラストで、車道に飛び出してくる時の猫の表情や姿勢をリアルに再現。大きく見開いた目と、逆立った毛やしっぽの状態から、猫がとてもビックリしている様子が伝わってきて、ドライバーの目に止まりそうなインパクトのあるデザインです。

看板には赤字で大きく「飛び出し注意!」と書かれていますが、この文字はクルマのヘッドライトに反応して光る仕様になっていて、視界の悪い夜間でも注意喚起効果を高めるよう工夫が凝らされています。

夜ヘッドライトが当たると文字が光る「猫飛び出しサイン」 by イエローハット
夜に光るとこんな感じ

この「猫飛び出しサイン」は実際の街にも設置されていて、2022年2月17日〜2月28日までの間は、東京都の渋谷教育学園渋谷中学高等学校の外壁やフェンスなどに掲示中。

渋谷教育学園渋谷中学高等学校の外壁に設置されている「猫飛び出しサイン」の看板
渋谷教育学園渋谷中学高等学校

同校は渋谷の「キャットストリート」沿いに位置していることから猫繋がりで依頼され、本企画の趣旨に賛同したことから看板の設置が実現。

イエローハット社によると、将来的には全国から設置場所を募集することも視野に入れているのだそうで、全国各地で「猫飛び出しサイン」の看板が見られる日が来るかも知れません。

街中に「猫飛び出しサイン」の看板を設置した場合のイメージ
猫に優しい世の中に

また、猫の交通事故を減らしていくために、同じデザインのポスターがもらえるキャンペーンを実施中。

イエローハット公式のTwitterアカウント(@yellowhat_ltd)をフォローして、キャンペーンツイートをリツイートした人の中から抽選で100名に、自宅でも設置できるA4サイズの「猫飛び出しポスター」がプレゼントしてもらえます(締切は2/28 23:59)。

<参考>
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(C) Yellow Hat Ltd.

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