日本最北の猫島・天売島の猫ミーティング&猫の譲渡会が札幌で開催

北海道の天売島(てうりとう)の猫を取り巻く近況報告や譲渡会を行う「天売猫ミーティング&猫の譲渡会」が2018年2月17日(土)に札幌市内で開催されます。

天売猫ミーティング&猫の譲渡会

天売島は北海道の北部、日本海に浮かぶ周囲約12kmほどの島で、春から夏にかけては絶滅危惧種のウミガラス(=オロロン鳥)やケイマフリなど、約100万羽もの海鳥が繁殖のためにやってくる、日本有数の海鳥の繁殖地です。

最北端の猫島とも言われる北海道の天売島奥に見える天売島
By Snap55 | CC 表示 3.0, Link

かつては200~300匹の猫が暮らしていたため日本最北の猫島とも呼ばれていますが、その多くは野生化していたことから、海鳥の減少や住民生活への影響が大きな問題となっていました。

そこで天売島が属する羽幌町(はぼろちょう)では、環境省や北海道獣医師会、猫の保護団体などと連携し、去勢手術や避妊手術を行った後に人に馴れさせてから新しい飼い主へと譲渡する「天売猫方式」によって野良猫をゼロにし、生態系保全と動物愛護を両立させる取り組みを行っています。

2月17日に行われる「天売猫ミーティング&猫の譲渡会」では、この天売猫方式による取り組みをPRすることを目的に、関わっている人々がそれぞれの立場から報告を行うほか、天売猫の譲渡会や羽幌町の物産販売なども行われます。

<天売猫ミーティング>
時間:13:00〜15:00
報告1 研究の現場から(酪農学園大学)
報告2 天売島の現場から(「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会)
報告3 行政の現場から(北海道環境生活部生物多様性保全課)
報告4 保護の現場から(動物保護団体)

報告1の「研究の現場から」では、「天売猫の馴化に見る野良猫の管理とその未来」と題し、酪農学園大学獣医学群獣医保健看護学類動物行動生態研究室 准教授で、獣医師でもある郡山尚紀氏が報告を行います。

<猫の譲渡会など>
時間:12:00〜16:00
・天売猫の譲渡会、パネル展示
・天売猫の取組に協力する動物愛護団体の活動紹介
・羽幌町の特産品販売 ほか

 


天売猫ミーティング&猫の譲渡会

日程:2018年2月17日(土)
時間:12:00〜16:00
入場:無料

会場:市民活動プラザ星園 2F活動室

北海道札幌市中央区南8条西2-5-74

参加条件はなく誰でも参加できるほか入場も無料となっていますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

(C) Haboro Town/pref.hokkaido.lg.jp