虐待された過去を持つ猫に訪れた幸せの日々…大反響の漫画を書籍化「3本足のしじみちゃん」
体のハンデをものともせず、元気に過ごしている保護猫の日常を描いたマンガ作品「3本足のしじみちゃん」が4月24日に刊行されました。
本書の主人(猫)公はキジトラ猫の「しじみちゃん」。
人間による虐待で酷い目に遭い弱っていたところを保護されたものの、壊死した右足を切断したことから足が3本しかないという、不幸な過去を持っています。
その後、引き取られた保護猫カフェではたくさんの猫が自由に過ごしている中、他の猫にすぐ喧嘩を売ってしまうためケージに入れられ隔離されていたしじみちゃん。2018年4月に現在の飼い主さんと運命的な出会いを果たしました。
その性格は、人間に傷つけられて心を深く閉ざす怯えた猫…かと思いきや、会って5秒で膝に乗ってくる人懐っこさで、人間が大好き(でも猫はきらい)。遊ぶのも大好きな甘えん坊猫ちゃんなのだとか。
著者はしじみちゃんの飼い主で、漫画家の天道グミさん。
2018年7月頃からTwitterでしじみちゃんの日記としてマンガを描いていたところ、編集者の目に止まり書籍化が決定。本書にはTwitterで公開しているマンガに加えて、30ページ以上におよぶ描き下ろしが追加されているほか、保護猫カフェで初めてしじみちゃんと出会った時の写真や、著者の同居人によるおまけマンガなども収録されています。
現在は書籍化を記念して2つのキャンペーンを実施中。
ひとつは愛猫の写真を著者の天道グミさんが擬人化したイラストをサイン色紙にしてプレゼントしてもらえるTwitterキャンペーン。もうひとつはしじみちゃんのイラストが入ったアクリルキーホルダーが当たる帯キャンペーンで、いずれも2020年5月31日まで応募を受け付けています。
<作者プロフィール>
天道グミ。2008年より『アンカサンドラ』(原作:斐文士吾朗)を月刊少年ライバルにて連載。主な作品に『ヘルズキッチン』(原作:西村ミツル)『Bの食卓』。
(C) HOME-SHA INC.