世界42都市で出会った猫を収録、写真家・新美敬子さんの新刊「わたしが撮りたい“猫となり”」

世界中を旅する犬猫写真家、新美敬子さんによるフォトエッセイ「わたしが撮りたい“猫となり”」が8月2日に刊行されました。

新美敬子さんによるフォトエッセイ「わたしが撮りたい“猫となり"」の表紙
表紙は東京都在住のあじ子ちゃん

大辞泉によると「人となり」とは、『生来の性質。人柄。』を意味する言葉。

人それぞれに「人となり」があるように、猫にもそれぞれ「猫となり」がある。愛嬌のある猫、臆病な猫、好奇心旺盛な猫、マイペースな猫。野性、本能、矜持、親愛、喜怒哀楽…。猫をもっと知り、もっと愛を深められたら、きっと猫たちもよろこんでくれる。

体を擦り付け合うマルタの猫 by 新美敬子「わたしが撮りたい“猫となり"」


 

そんな風に語る著者の新美敬子さんは、世界を旅して出会った猫や犬と人々の関係を30年にもわたって写真とエッセイで発表し続けている犬猫写真家で、これまでに「マルタの猫(河出書房新社)」「ありがとう 猫が贈る言葉(辰巳出版)」「恋する猫さんぽ(中央公論新社)」など50冊以上の著作を発表。

「いやしネコ大賞」など猫のフォトコンテストで審査員を務めたり、雑誌への寄稿など多彩な活動を行なっています。

本書はそんな新美さんがイタリアやギリシア、ブルガリア、マルタ、モンテネグロ、ラトヴィア、リトアニア、台湾、ベトナム、マレーシアなど、世界の約20ヶ国、42の都市で巡り合った140匹以上の猫たちの写真を収録した書籍で、宮城県田代島の猫をはじめ、男木島、東京など、日本の猫もたくさん登場します。

椅子で爪を研ぐベトナム・ハノイの猫 by 新美敬子「わたしが撮りたい“猫となり"」

<構成>
「猫に、魅せられて」(プロローグ)
「ふり返らない」
「一歩前へ」
「風の便り」
「友だち」
「ファッション・ショウ」
「無限の可能性」
「猫の額」
「ルーティーン」
「パラダイス」
「猫は、スゴい」(エピローグ)

余白には写真家目線で見た「世界の猫のフシギ」について新美さんの言葉が綴られているほか、新美流「猫への近づき方・撮り方のコツ」などの一言コメントも添えられています。

耳をそばだてるモンテネグロの猫 by 新美敬子「わたしが撮りたい“猫となり"」

8月23日からは東京・池袋のサンシャインシティ アルパ内にあるカフェ「GLOCAL CAFE IKEBUKURO」にて写真展を開催。本書の中から選りすぐりの猫写真が展示されます。

期間:2019年8月23日(金)〜9月6日(金)
時間:平日 7:30〜22:00 /土日祝 8:30〜22:00
休館:2019年9月2日
入場:無料(カフェ利用は有料)
会場:GLOCAL CAFE IKEBUKURO イベントスペース
住所:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャインシティ アルパ1F
※会期中貸切などにより鑑賞できない場合あり
書名:わたしが撮りたい“猫となり”
著者: 新美敬子
仕様:A5変判/108ページ
発行:主婦の友インフォス
発売:主婦の友社

主婦の友社
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画像提供:Shufunotomo Infos Co.,LTD.

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