マヌルネコの2頭の名前が決定!那須どうぶつ王国が命名式を開催&記念キャンペーンも実施中
栃木県にあるテーマパーク型の動物園「那須どうぶつ王国」で8月9日(金)、今年生まれたマヌルネコの子供たち2頭の命名式が行われました。
マヌルネコはイランから中央アジア、モンゴルなどの荒野に生息する小型のヤマネコで、マヌルネコの「マヌル」はモンゴル語で「小さい野生ネコ」を意味する言葉。
その名のとおりイエネコほどの大きさしかない小柄な体型をしていますが、体毛が長く密集して生えているため丸々と太った体型に見えるほか、丸くて小さな耳が離れた位置に生えていて、キャラクターのような愛くるしい姿をしていることから人気が高まっています。
人工による飼育や繁殖が難しい動物で、日本では現在6つの動物園でのみ飼育されていますが、その内のひとつ、那須どうぶつ王国では今年の4月に8頭のマヌルネコの赤ちゃんが誕生。
残念ながらお産や人工哺育期間中に5頭の赤ちゃんが亡くなってしまいますが、残りの2頭(オスメス1頭ずつ)は順調に大きくなり、7月には一般公開が開始されると同時に園内で名前を募集していました。
7月末までに寄せられた1,000件の応募の中から60件の候補を選出し、同園の飼育員を含めたスタッフで投票を実施。その結果、オス猫は「エル」、メス猫は「アズ」に決まったことが発表されました。
「エル」はモンゴル語で“健康”を意味する「エルール 」が由来、「アズ」はモンゴル語で“幸福”を意味する言葉で、これまでの成長の過程や思いも込めて「健康に、幸福に育って欲しい」との願いが込められているのだとか。
そんな2頭の性格は、エル君がマイペース、アズちゃんは好奇心旺盛。現在もすくすくと成長中で、大人のマヌルネコの展示エリアでもある「アジアの森」出口と、オリジナルグッズなどを販売している「王国バザール館」の店内に両面ガラス張りの専用スペースを新設して公開されています。
■展示時間
・夏休み(8月25日まで)と以降の土日
→9:00~12:00、14:00~閉国
・8月26日以降の平日
→10:00~12:00、14:00~閉国
また、マヌルネコの子供たちの名前が決定したことを記念して、地元ホテルの宿泊券や名産品が当たるキャンペーンを実施中。
那須どうぶつ王国の公式アカウント(@nakprstaff)をフォローしてキャンペーンツイートをRTした人の中から抽選で、ホテルエピナール那須宿泊券(平日)を1組2名に、那須和牛5,000円分を10名にプレゼントしてもらえます。
応募期間は2019年8月9日(金)〜8月18日(日)23:59まで。当選者には8月19日(月)16時までにTwitterのダイレクトメッセージ経由で通知される予定となっています。
(C) Nasu Animal Kingdom