猫にゆかりのある全国82の寺社を収録!地球の歩き方 御朱印シリーズ42作目となる最新刊が登場
近年幅広い年齢層で人気の御朱印(ごしゅいん)めぐり。
御朱印とは、神社やお寺を参拝したときに、その証として授けられる印のこと。
印には参拝日や寺社名などが墨書きされているため、旅行で寺社巡りをすれば旅の記念になるほか、年齢に関係なく誰でも楽しめることから、趣味として御朱印集めをする人も少なくありません。
特に最近は日本史ブームやパワースポットブームなども後押しして収集する人が急増し、御朱印女子や御朱印ガールといったワードが登場するなど、さながらブームの様相を呈しています。
御朱印の魅力の一つがバラエティ豊かなデザイン。
個性的な字体のものやカラフルな彩色が施されていたりするなど、そのデザインは寺社によってさまざまで、中には猫のイラストが描かれていたり猫をモチーフにした御朱印も存在します。
そんな猫の御朱印がもらえる全国の寺社を収録した書籍が、旅行ガイドブックなどを発行している株式会社地球の歩き方から刊行されました。
これは日本初の御朱印本として2006年に発行された「地球の歩き方御朱印シリーズ」の最新刊で、シリーズ42タイトル目となる本書では、日本全国の「ねこにゆかりのある神社とお寺」を紹介。
猫寺として有名な御誕生寺(福井県)や雲林寺(山口県)をはじめ、招き猫発祥の地と言われる豪徳寺(東京都)や今戸神社(東京都)、珍しい「赤招き猫」で金運スポットとして人気の福良天満宮(大分県)、寺社関連の招き猫としては日本最古と言われる「黒招き猫」の壇王法林寺(京都府)など、著名な寺社がずらり。
さらに化け猫伝説が伝わる神社や、猫が神様として祀られている神社、愛猫に御利益をもらえる神社、祈願すると迷子猫が戻ってくると噂される神社など、全国82の寺社が収録されています。
御朱印ギャラリーの特集ページでは、ネコ好きな宮司や住職が心を込めて手書きしたねこの御朱印から、猫の日(2月22日)限定でもらえる御朱印、美しいねこの切り絵の御朱印、ユネスコ無形文化遺産の小川和紙に押されたねこの御朱印、ネットから申し込んで郵送してもらえる御朱印まで、個性溢れるねこの御朱印が大集合。
授与品の特集ページでは、猫をモチーフにした絵馬や置物、お守り、手ぬぐいなど、御利益がありそうなアイテムが写真&価格付きで紹介されていて、ページ数が併記してある場合は別ページで寺社の詳細を確認することができます。
実際に話題の寺社や聖地を巡ってみたいと思った場合は「ねこ尽くしの週末プラン」の特集ページをチェック。
招き猫発祥の地とされる豪徳寺や今戸神社、秘仏・猫地蔵を安置する自性院を訪ねる「東京コース」をはじめ、福を招くねこを求めて京都の寺社をめぐる「古都トリップ」、ねこモチーフだらけの猫の細道を訪ねる「岡山・尾道コース」など、御朱印巡りとネコ好きの聖地も組み入れた3つのルートがマップ付きで掲載されています。
<掲載寺社の例>
▽ねこの御朱印(神社)
前玉神社/遠野郷八幡宮/忠猫神社/福良天満宮/今戸神社
▽ねこの御朱印(お寺)
雲林寺/御誕生寺/浄願寺/常保寺/洞雲寺
▽ねこの授与品(神社)
八海山尊神社/南部神社/神鈴権現社/道野辺八幡宮
▽ねこの授与品(お寺)
檀王法林寺/仁和寺/蓮台寺/笠森寺/因幡堂平等寺
▽ねこゆかりの神社
三光稲荷神社/静岡浅間神社/宇佐神社/宝来宝来神社
▽番外編
たま神社/仙巌園 猫神
<参考>
・コロナ禍でも猫と旅気分を味わえるニャ!旅行誌のまっぷるから猫版の『にゃっぷる』が登場
・朝ごはんを食べる住職さんがネコまみれ!新刊「てらねこ 毎日が幸せになる お寺と猫の連れ添い方」
・猫トイレやキャットタワーも完備!軽井沢プリンスホテルに飼い猫と泊まれるコテージが誕生
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