お目当てのネコを探し出せるかな?どのページを見ても100匹の猫がいる絵本『100ぴきかぞく』
ページをめくる度にたくさんの猫が登場する絵本『100ぴきかぞく』が11月1日に刊行されました。

本書は『クヌギくんのぼうし』(風濤社)、『おしゃれなからすガラフィーさん』(おはなしプーカ・学研)などの作品で知られるネコ好きな絵本作家、古沢たつおさんの最新作。タイトル通り100匹の猫の大家族を描いた絵本です。
今日はおばあちゃん、おじいちゃんのお家へお出かけ。朝起きて、歯みがきして、ごはんを食べて、電車に乗ったり…と色んなシーンが描かれていますが、どの見開きページを見ても100匹の猫が登場します。
お部屋の中にいる時や、銭湯に入っている時でも、100匹いればあちこち賑やか。
ページの端には「リボンを付けてもらって嬉しそう」「車のおもちゃで遊んでいる」など、特定の猫に関する記述があるので、探し絵本のようにその猫を見つけてみるのが楽しみ方のひとつ。
その他にも、ぎっしりと描き込まれた絵の中から、あの子は何をしているのかな?この子はどんなお話をしているのかな?と、細かい部分までじっくり見ていくと新たな発見があり、繰り返し読みたくなる構成となっています。


また、絵本に登場する100匹の猫たちは、なんと一匹ずつ名前が付いているのもユニークなところ。
いつも転んだり飲み物をこぼしたりしている「ドージ」や、救急箱や傘を持ち歩いている「ソナエ」、野球が大好きな「タマ」「ピッチャ」「ヒット」などなど、名前が猫の特徴を表しているので、イラストや名前を見ながらどんな猫のなのかを想像してみると面白そう。

お気に入りの子を見つけたら、各ページの何処にいるのかネコ探しにチャレンジ。小さな子供はもちろん、絵本が好きな人や絵探しが好きな人、猫が好きな大人も一緒になって楽しめる絵本作品となっています。
本書の刊行を記念して出版元の大日本図書では、SNSでプレゼントキャンペーンを実施中。

TwitterかInstagramにハッシュタグ(#100ぴきかぞく #絵本発売記念キャンペーン)をつけて猫の写真または自身で描いた猫の絵を投稿した人の中から、30名に本書のキャラクラーがデザインされた「オリジナルマスキングテープ5種セット」をプレゼントしてもらえるという企画で、2022年11月1日~2023年1月10日まで応募を受け付けています。
<参考>
・擬態したネコちゃんを見つけられるかニャ!?集中力や観察力が身につく探し絵本『かくれねこ』
・猫と小鳥の心温まるストーリーが心に響く、美しい水彩画で描いたファンタジー絵本『ねことことり』
・猫との交流を通して同意や尊重を学べる、フランスの作家による絵本『にゃっ!』邦訳版が登場
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