謎のコレクター「招き猫亭」の美術展示会が開催されるよ〜!

謎のコレクター「招き猫亭」の美術展示会が開催されるよ〜!

2016年1月22日(金)~3月27日(日) にかけて、神戸ゆかりの美術館で「猫まみれ展」という展示会が開催されます。

猫まみれというくらいなので、展示される作品はすべて猫絡みなのですが、面白いのは「招き猫亭」という匿名のコレクターによる収集作品の展示会だということです。

「招き猫亭」って誰よ?と思って調べてみると、猫を表現した国内外の絵画や彫刻作品を40年にわたり集め続けている謎のコレクターで、全国各地で展示会をやったり書籍なども出版されていて、猫好き&美術好きの人には絶大の人気があるコレクターなのだとか。いやはや、そんな人もいるんですね〜。

で、今回の展示会ではその収集作品の中から約200点が展示されるそうです。
 


どんな作品が展示されるの?

いちコレクターの収集作品とはいえ侮ることなかれ。展示会を開くだけあって著名な芸術家の名前が並んでいます。只者ではありません。
歌川広重による猫の浮世絵
歌川広重(江戸時代末期の浮世絵師)
歌川国芳(江戸時代末期の浮世絵師)
小林清親(明治時代の版画家、浮世絵師)
椿 貞雄(大正・昭和期の洋画家)
レオナール・フジタ(別名:藤田嗣治。大正〜昭和期の画家・彫刻家)
石川寅治(明治〜昭和期の洋画家、版画家)
木村荘八(明治〜昭和期の洋画家、随筆家、版画家)
猪熊弦一郎(昭和期の洋画家)
村井正誠(昭和 – 平成の洋画家)
斎藤 清(明治〜昭和期の版画家)
駒井哲郎(昭和期の銅版画家)
池田満寿夫(昭和期の芸術家)
合田佐和子(昭和 – 平成の画家)
木下 晋(昭和 – 平成の画家)
近・現代の作家と
オーブリー・ビアズリー(1800年代後半の画家)
テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(1800〜1900年代の画家、版画家)
など。
 

猫関連のイベントもあるよ

展示会の会期中は、子供のための美術講座という猫関連のイベントが開催されます。
・猫のお面を作る
平成28年1月31日(日)14:00〜16:00

・好きな猫の版画を作る
平成28年2月28日(日)13:30〜16:00

・猫のスタンプを作る
平成28年3月13日(日)14:00〜16:00

いずれのイベントも誰でも無料で参加できますが、事前の申込制になっていますので興味がある人はハガキかFAXで申し込みをしておきましょう。
 

展示会の開催場所は?

神戸ゆかりの美術館で開催されます。2007年、六甲アイランド(神戸港内にある人工島)に神戸市が会館したのだそうで、珍しい所にある美術館ですね。

〒658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目9−1

開館時間は10:00〜18:00(入館は17:30まで)で休館日は水曜日、入館料は一般800円、高大生600円、小中生400円になります。

参考サイト:神戸ゆかりの美術館

 

 

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