尾曲がりネコの写真展「あなたの知らない長崎ねこの世界」日本橋で9月10日まで開催中

猫のしっぽは真っ直ぐに伸びていることが多いですが、中にはしっぽが曲がっていたり、途中で切れているかのように短かったりする、変わった形のしっぽの遺伝子を持つ猫もいます。

「曲がり尻尾」「かぎしっぽ」「まがりしっぽ」「長崎猫」のイメージ写真
見たことあるニャ?

こうした猫は主にインドネシアやマレーシア周辺の地域が原産地と考えられ、日本では「かぎしっぽ」や「まがりしっぽ」と呼ばれ長崎で特に多く生息。長崎にいる猫の約8割はしっぽが曲がっているとする調査もあるほどで、同地域では「尾曲がりネコ」や「長崎猫」などと呼ばれて親しまれています。

長崎の尾曲がりネコを観察・考察して全国へ広げる取り組みを行っている「長崎尾曲がりネコ学会」によると、その尻尾の形状は「曲がり尻尾」「短尾」「お団子しっぽ」の3種類に大別されるのだとか。

尾曲がりネコの3分類「曲がり尻尾」「短尾」「お団子しっぽ」
(C) 長崎尾曲がりネコ学会

スラリと伸びた猫のしっぽは見ていて美しいですが、「かぎしっぽ」も個性があって可愛らしいですよね。


 

そんな尾曲がりネコの写真パネル展が、東京都中央区にある長崎の食・文化・観光などの魅力を発信する長崎県アンテナショップ「日本橋長崎館」で開催されています。

あなたの知らない長崎ねこの世界
(C) NIHONBASHI NAGASAKIKAN

館内には長崎市街地に暮らす猫たちに会いに行くまちあるきツアー「長崎ねこさるく」の参加者が撮った写真などが展示されているほか、長崎県の波佐見町付近で生産している陶磁器「波佐見焼(はさみやき)」や、肉球をモチーフにしたチョコレート、てぬぐい、期間限定商品(マグカップ、コースター)などが販売されています。

また、8月31日(土)と9月1日(日)には「長崎ねこ(尾曲がりネコ)の魅力について」をテーマにしたトークショーを開催。

長崎尾曲がりネコ学会の広報担当者を講師に迎えて各日2回ずつ行われ、アンケート参加者には「長崎おまがりにゃすてら」をプレゼントしてもらえるほか、お気に入りの猫の写真を持参すると無料で缶バッジを作成してもらえる特典も用意されています。

<尾曲がり猫トークショー>
■2019年8月31日(土)
13:30〜14:00、16:30〜17:00

■2019年9月1日(日)
12:00〜12:30、15:00〜15:30

※定員は各回15名

その他にも会場ではアンケートに記入すると先着300名に「開運おみくじ」のプレゼントが、抽選で2名に猫をモチーフにしたデザインの豆皿6Pセットをプレゼントしてもらえます。

イベント概要

名称:あなたの知らない長崎ねこの世界
期間:2019年8月29日(木)〜9月10日(火)
時間:10:00~20:00
入場:無料

会場:日本橋長崎館

東京都中央区日本橋2-1-3
アーバンネット日本橋二丁目ビル1階

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