暑くて目が覚めると…猫が握手を求めていた!握り返すと安心して眠ってしまう猫ちゃんが可愛すぎた
猫は家の中にいても神出鬼没な動物。ふと気がつくと眼の前に猫がいてドキッとしてしまうことがあります。
白黒猫のぺちこちゃんと暮らしている飼い主さんは、ある日の早朝5時ごろ、暑くて目が覚めてしまったと言います。その時、眼の前に広がっていたのはこんな光景でした。
ベッドにどっしりと横たわっている一匹の猫ちゃん。部屋の中はまだ薄暗く眠気を誘いそうな雰囲気ですが、猫ちゃんは落ち着いた表情のまま静かにこちら側を見つめていて、ずっと前から起きるのを待っていたような佇まいです。
注目なのはその左手。肉球をこちらに向けながらスッと差し出していて、まるで握手を求めているみたい。寝起きにこんな光景が眼前に広がっていたら、夢なのか現実なのか分からなくなってしまいそうですが、猫から手を差し出されたとあってはそれに応えない訳にはいきません。
当の飼い主さんもそっと眼の前の手を握り返してみたところ、猫ちゃんは満足したのか、気持ち良さそうに眠りについてしまったのだとか。
朝方ふと目覚めたらねこがおてて握ってのポーズのままじっと私を観てて、黙ってにぎったらご機嫌で寝始めたんだけど、いつから観てたのねこ… pic.twitter.com/NinImGBPnO
— うちにぺちこがいる (@59038xca) August 15, 2024
それにしてもこの猫ちゃん、なぜこんな朝早くに起きて手を差し出していたのでしょうか。
飼い主さんに聞いてみると、実はこのポーズをすること自体は珍しくないのだそうで、怖いことやビックリすることがあった時、飼い主さんの気を引きたい時などには膝に乗って手を出して来るのだと言います。しかし、寝起きに目撃したのは初めてのことで、「『まさか私が寝てる時もしてるの?』と思いました。」当時の心境を振り返ってくれました。
また、お手々を握ると眠ってしまった理由については、「いつも猫をリラックスさせたい時は、手を握って肉球をマッサージしてあげているので、リラックスして寝たのかなと思います。」と推測。飼い主さんがずっと眠っていたからちょっぴり不安になったけれど、起きて手を握ってくれたので安心したのかもしれませんね。
一方、飼い主さんはこの後、愛猫の可愛い寝顔をしばらく眺めて堪能すると、手を握ったまま一緒に眠りについたのだそうで、何とも微笑ましい早朝のほっこりエピソードでした。
ぺちこちゃんは3歳半の女の子で、おてんば&甘えん坊な性格の持ち主。普段は部屋の中にあるいろんな箱で爪を研いだり、ぬいぐるみと格闘したり、まったりしながら過ごしているけれど、飼い主さんと一緒に寝たい時は近くでじっと見つめて、圧力をかけてくるのがお決まりの行動パターンなのだそう。
冒頭の写真も納得の甘えん坊なぺちこちゃん。飼い主さんとの出会いは、保護された5匹の子猫の存在を友人経由で知ったのがきっかけでした。
「5匹とも全員柄が違ったのですが、写真を見せて頂いたときにぺちこしか目に入らず、生後3ヶ月の時にうちの家族になりました。」
そんな飼い主さんにとってぺちこちゃんは、かけがえのない家族のような存在。
インタビューの最後に「噛まれても、引っかかれても、物を壊されても全く腹が立たず、こんな感情が自分の中にあったことに今も驚いています。イタズラする悪い子でもいいので健やかに幸せでいてほしいです。」と愛猫への思いを語ってくれました。