早口言葉ネタで話題のピン芸人、大谷健太の初絵本「早口ことばえほん なんとニャンコうんこ4こ!」
お笑い芸人の大谷健太(おおたに けんた)さんによる書籍『早口ことばえほん なんとニャンコうんこ4こ!』が11月10日に刊行されました。
福岡県出身の大谷さんは、吉本興業所属のピン芸人で特技は絵を描くこと。
2020年に出場したピン芸人コンクール「R-1ぐらんぷり」では、敗者復活ステージを勝ち抜いて決勝まで進出し、準優勝を獲得。独特な早口言葉の語感とシュールなフリップネタが話題となり、NHK「有田Pおもてなす」、NTV「ウチのガヤがすみません!」「ニノさん」、TBS「ラヴィット!」など、多くのテレビに出演しているほか、昨年には自身初の個展となる『大谷健太の早口言葉かるた展』を渋谷Oak Cubeで開催するなど注目を集めています。
本書はそんな大谷健太さんが手掛けた初めての書籍。自身の持ちネタと同じ様に、絵本の中にはイラストと早口言葉が書かれていて、フリップをめくるように絵本をめくって楽しめる構成になっています。
読み方はとっても簡単で、イラストを見ながら早口言葉を読むだけ。例えば、猫がウンチを4つ落としていくイラストが描かれているページでは、「なんと ニャンコ うんこ4こ!」という早口言葉が添えられているので、それを大きな声で1回読んでみます。
パッと見た感じは簡単に読めそうだけれど、実際に読んでみると「にゃんと ニャンコ うんこよんこ!?」みたいに、読み間違えやすい文字の組み合わせになっているため、自信たっぷりに読み始めたものの噛み噛みになってしまう姿がユーモラスで周囲の笑いを誘います。
<早口言葉と間違い例>
「かあさん カサ さかさま!→ かあしゃん かしゃ しゃかしゃま!?」
「マジ まずしい まじゅつし→ まじ まじゅしい まじゅちゅし!?」
「シャチ シャツ センシャ→ シャシ シャシュ しぇんしゃ!?」
読み方は早口言葉のカミカミ度に応じて3段階あり、噛みやすい人は1回だけ大きな声で読んでみて、慣れてきたら2回大きな声で読み、自信のある人は3回続けて一気に読むといった具合。
読み間違えたり噛んだりしても、何度も繰り返したくなる楽しい語感で、みんなで順番に読んでみると盛り上がりそうです。
大谷さんの早口言葉ネタを見たことがある人なら、表情や喋り方を真似しながら読んでみるといった楽しみ方も。公式Twitter(@momogumiotani)では、本書の刊行に合わせて以下のコメントを発表しています。
「全お子さんに読んであげてほしいです!
不必要にデカい声で緊張感を持って
感情的になって言うのが僕のオススメです!」
寝る前に読み聞かせたり、親子のコミュニケーションを深めるのにもぴったりな絵本で、ママやパパが噛み噛みしている姿を見たら、子供も大爆笑してしまうかも!?
小さな子から大人まで、家族一緒になって楽しめる一冊となっています。
<参考>
・神出鬼没な猫がクセになる、お笑い芸人で絵本作家の田中光さんによる新作絵本『ねこいる!』
・M-1の裏話も!猫5匹を飼っているお笑い芸人、かまいたち山内の初著作『寝苦しい夜の猫』
・芸能事務所で暮らす猫がニャンと初の写真集を発売!『さらば青春の光の会長はねこである』
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