カワイイ!を通じてネコへの理解も深まる書籍『いちばんよくわかる猫種図鑑 日本と世界の60種』
猫の種類について豊富なビジュアルと詳細なデータで解説した書籍『いちばんよくわかる猫種図鑑 日本と世界の60種』が1月31日に刊行されます。
猫には色んな品種があり、血統書を発行している団体によって数が異なるものの、マイナーなものを含めると100種類以上も存在。ネコ好きな人であっても「名前と見た目が一致しない」「品種の違いがよく分からない」といったことが起こりがちです。
本書は世界最大の猫の血統登録機関「TICA(The International Cat Association)」の情報をベースに、世界的なスタンダードとなっている60の猫種を収録。
品種ごとに基本データ(平均体重・体型・毛種・毛色・毛のパターン・目の色)をはじめ、外見的な特徴やかかりやすい病気、祖先、歴史などの詳細情報を豊富なビジュアルを交えながら紹介しています。
図鑑だけでなく、冒頭には猫の一般的な基礎知識として、部位や体型、被毛の長さ・色・パターンなどについて解説されているほか、猫種紹介の後には、爪切りやグルーミングといったお手入れ方法も紹介。
猫という動物への理解を深めながら、一緒に暮らす際には役立つ日常的なケアの仕方についても学ぶことができます。
<主な内容>
・ネコの基礎知識
・猫種図鑑
・日常のケア
・コラム
・用語集
ページの合間にあるコラムでは、ネコの飼育数や成長、体の変化、撮影術、さらには慣用句まで、ネコにまつわる豆知識が盛り込まれていて、ネコ好きな人の好奇心をくすぐりそう。
ねこの画像は40年以上にわたって動物カメラマンとして活躍している増田勝正さんの撮影によるもので、仔猫から成猫、色の種類など、バリエーションだけでなく魅力的なネコ写真がたくさん掲載されているのも見どころのひとつ。
ネコの知識を学べるのはもちろん、ペラペラとめくりながら写真を眺めても楽しめる一冊となっています。
監修を手掛けているのは、小動物臨床医として動物病院に勤務する傍ら、保護猫シェルターへの往診や大学の獣医学部で研究を行うなど、マルチな活動を行っている獣医師の長谷川諒さん。もともとはイヌ派だったものの、保護猫の一時預かりボランティアを通じてネコに魅了され、その後の進路ではネコを中心に診療する獣医を選択したほか、現在は3匹の保護猫と暮らしているという大のネコ好き。
そんな長谷川獣医師は、愛猫に長生きしてもらうには病気の早期発見・早期治療が大切で、それには飼い主さんがネコに関する知識について豊富なことが理想的であると指摘。
本書の刊行に際して「かわいいネコの写真にワクワクしつつ、ネコという動物をより深く知ることにつながって欲しい」とコメントを発表しています。
<参考>
・人気のスナネコやマヌルネコも収録!野生のネコ科動物に詳しくなれる「美しすぎるネコ科図鑑」
・ネコの模様ってどうやって決まるの!?遺伝の仕組みを分かりやすく解説した書籍「ネコもよう図鑑」
・垂れ耳はなぜネコだけ障害が出やすいのか?驚きの新事実が満載の図鑑「家のネコと野生のネコ」
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