人気のスナネコやマヌルネコも収録!野生のネコ科動物に詳しくなれる「美しすぎるネコ科図鑑」
近年、日本ではスナネコやマヌルネコといった珍しい野生のネコ科動物が人気急上昇。種の保存の観点から繁殖に取り組む動物園もあり、赤ちゃんが生まれるたびに大きな話題となっています。
しかし、世の中にはさまざまな種類のネコ科動物がいて、メディアなどで注目されるのはその一部に過ぎません。そんなネコ科の動物について豊富な写真を交えながら紹介しているのが小学館から刊行される「美しすぎるネコ科図鑑」というガイドブック。
本書ではサーバルやジャングルキャット、カラカル、ユキヒョウ、ピューマなど、野生のネコ科動物たちの美しい写真をたっぷりと収録。凛々しい表情や可愛らしい表情をはじめ、横顔や後ろ耳といった意外な魅力が詰まったショットや、ネコ科動物の子どもなど、さまざまな写真が掲載されています。
<掲載動物(例)>
スナネコ、マヌルネコ、サーバル、ジャングルキャット、ツシマヤマネコ、カラカル、オオヤマネコ、ボブキャット、ピューマ(クーガー)、スナドリネコ、ウンピョウ、ヒョウ、ジャガー、ユキヒョウ、トラ、ライオン、チーター
写真だけでなく、ネコ科動物に詳しくなれる知識も掲載。1000万年かけて共通の先祖から進化してきたといわれる8系統(ベンガルヤマネコ、リンクス、イエネコ、ピューマ、カラカル、ヒョウ、オセロット、ボルネオヤマネコ)の小型・中型ネコ科動物について、それぞれの分布図や外見、特性、能力、行動、大きさなどをイラスト付きでわかりやすく解説しています。
また、国内でネコ科動物を飼育している動物園や施設案内なども掲載されていて、例えば「砂漠の天使」とも称されるスナネコの場合は、個体ごとの名前や誕生日、家族などの情報に加えて、動物園の中でいきいきと暮らす様子を捉えた秘蔵写真も収録。
図鑑を眺めていて会いたくなってしまった場合は、国内のどこで見られるのか確認できるようになっているのも本図鑑の特徴です。
監修は猫にまつわる書籍を数多く執筆している哺乳動物学者で、日本動物科学研究所所長や静岡県にある「ねこの博物館」館長なども務める今泉忠明さんが担当。
小型・中型のネコ科動物について深く知ることで、身近なイエネコのことがもっと好きになる一冊となっています。
<掲載内容>
・美しいネコ科の横顔
・猫と野生のネコを比べてみました
・モフモフでキュート!ネコ科の子ども
・ネコ科の分類(8系統)
・大きさ比較、ネコ科の特徴、ネコ科の柄、後ろ耳コレクション(虎耳状斑)
・ Beauty Wild Cats 美しき獣たち
・8系統の知識を深めよう
・ネコ科に会いに行こう(国内の動物園紹介)
<参考>
・ネコ科好きにはたまらニャい!色鮮やかな写真で楽しめる「世界で一番美しい野生ネコ図鑑」
・垂れ耳はなぜネコだけ障害が出やすいのか?驚きの新事実が満載の図鑑「家のネコと野生のネコ」
・子どもから大人まで楽しめるニャ!図鑑絵本シリーズの最新刊「ねこのずかん」
画像提供:Shogakukan Inc.