子どもから大人まで楽しめるニャ!図鑑絵本シリーズの最新刊「ねこのずかん」

白泉社の絵本シリーズ「コドモエのえほん」から、かわいいイラストで楽しみながら猫のことを学べる「ねこのずかん」が4月17日に刊行されました。

書名「ねこのずかん」の表紙

本書は、親子時間をもっと楽しみたいママへ贈る子育て情報誌「kodomoe(コドモエ)」の付録から生まれた絵本シリーズ「コドモエのえほん」の中でも、絵本作家の大森裕子さんが分かりやすいイラストで描いた子供向けの図鑑で、「おすしのずかん」「パンのずかん」に続く第3弾となる最新刊。

2017年4月号の「kodomoe」の付録絵本をベースに、生まれたての猫から20歳の老猫までの変化を描いた「ねこのいっしょう」など、内容が大幅に加筆されており、猫の種類や生態をはじめ、「猫語」「猫と仲良くなるための方法」など、猫のあらゆる面を細かく緻密なタッチの絵で紹介しています。

生まれたての猫から20歳の老猫までの変化を描いた「ねこのいっしょう」 by ねこのずかん
猫の成長過程を丁寧に描写

 

著者の大森さんは今回の執筆にあたり、ブリーダーの元を訪れて生まれたての子猫を取材。「もっと猫の生態がわかるように、もっと猫とのコミュニケーションが図れるように、そしてもっと猫を可愛く!」との思いで加筆を行っているほか、自身も4匹の猫を飼っている愛猫家で、登場するたくさんの猫の中には自らが飼っている愛猫たちもモデルになっているのだとか。

大森裕子さんが描いたたくさんの猫イラストを収録 by ねこのずかん
猫のイラストが盛りだくさん

本書の監修は「ネコ なぜ?の図鑑 (学研プラス)」「飼い猫のひみつ (イースト新書Q)」など、猫にまつわる書籍を数多く執筆している動物学者の今泉忠明さんが担当。

リアルなタッチと温かみのある色彩で描かれたイラストは、ネコ好きな人であれば眺めるだけでも楽しめるのはもちろん、「ねこのからだ」のコーナーでは、「みみ」「め」「はな」「ひげ」「うしろあし」「にくきゅう」「しっぽ」など、意外と知られていない各部位の機能や役割、豆知識などが平仮名でしっかりと解説されているため、子どもから大人まで図鑑として楽しめる一冊となっています。

猫の各部位を平仮名で丁寧に解説した「ねこのからだ」 by ねこのずかん
猫のことがもっと好きになるニャ
<著者プロフィール>
大森裕子(おおもり・ひろこ)
1974年神奈川県生まれ。絵本作家・イラストレーター。
東京藝術大学大学院油画専攻修了。
主な絵本に「へんなえほん」シリーズ、『おすしのずかん』『パンのずかん』『なにからできているでしょーか?』(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)など。
書名:ねこのずかん
作者:大森裕子/監修:今泉忠明
仕様:B5判変型(17.7cm×17.7cm)
定価:本体1000円+税
発売:2019年4月17日
出版:白泉社

(C) HAKUSENSHA

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