話題の猫本屋を描いたイラストも展示!看板猫がいるお店「東京猫びより散歩」の原画展が開催中
東京の猫がいるお店や街の風景などをイラストで紹介しているイラストレーター、一志敦子(いっしあつこ)さんの原画展が東京・三軒茶屋のネコ好きな人々が集まる書店で開催されています。
一志さんは小学校低学年から猫と一緒に暮らす愛猫家のイラストレーター。
現地で取材を重ねて描く緻密で優しいタッチのイラストが特徴的で、これまでに「立体図解 あの看板猫のいるお店」「東京猫びより散歩」(辰巳出版)、「東京ねこまち散歩」「東京路地猫まっぷ」「東京よりみち猫MAP」「東京みちくさ猫散歩」(日本出版社)などの著作を発表しています。
現在は雑誌「猫びより」にて、猫がいるお店を訪れて紹介する人気コーナー「東京猫びより散歩」を連載中で、特に著者が実際に採寸をしながら描いているという俯瞰図のイラストは圧巻。
猫とお客さんとのふれあい、料理のおいしさの秘密、職人さんの手仕事など、猫がいるお店の日常とその雰囲気を感じながら楽しめるコンテンツとして読者を魅了しています。
2月5日からは東急世田谷線の西太子堂駅近く、閑静な住宅街にある書店「Cat’s Meow Books(キャッツ ミャウ ブックス)」で原画展を開催中。
同店は猫に関する約3,000冊の書籍を中心に、猫カレンダーや猫グッズなども取り扱っているお店で、店内には元保護猫である4匹の猫スタッフが在籍。
遊んだり、のんびり寝たり、時にお客さんを出迎えたりとそれぞれ自由な時間を過ごしていて、猫の存在感を感じながらお気に入りの猫本を探せることから、都内のネコ好きな人にとっては知る人ぞ知るお店。
そんな店内では、これまでに一志さんが描いてきた様々なお店のイラスト原画を展示。中でも見どころは、2/12に発売予定の雑誌「猫びより 2020年03月号」に掲載されている「キャッツ ミャウ ブックス」のイラストです。
原画展の会場となる本屋さんを描いたイラストの原画が12点ほど展示されていて、4匹の猫店員たちはもちろん、猫のための工夫がたくさん凝らされたお店の構造が丁寧に描かれており、イラストと実物を見比べながら楽しめるユニークな展示内容となっているのです。
原画展の期間中は、一志敦子さんの単行本「東京猫びより散歩」「立体図解 あの看板猫のいるお店」、または連載誌「猫びより」を店内で購入すると嬉しい特典が付属。
他では手に入らない著者描き下ろしの限定イラストペーパーが封入されているほか、2月22日(土)と3月8日(日)の14:00~16:00は一志敦子さんが来店して購入本にサインをしてもらえるのだとか。
なお、同店では猫と本屋が助け合う関係を目指しており、猫に店員として活躍してもらう代わりに売上の一部が猫の保護活動を行う団体に寄付される仕組みとなっています。
イベント概要
名称:一志敦子原画展&猫びよりフェア
期間:2020年2月5日(水)~3月8日(日)
時間:14:00~22:00頃
:14:00~20:00頃(日曜・祝日)
休日:火曜日、 2月10日(月)
会場:キャッツ ミャウ ブックス
東京都世田谷区若林1-6-15
参考:俯瞰図も収録!看板猫がいる店25軒を集めたイラストブック「東京猫びより散歩」
(C) TATSUMI PUBLISHING CO.,LTD.