猫は、生涯の伴侶!500匹と暮らした文豪「大佛次郎」の記念館が猫の写真を募集しているニャ

猫を愛した作家・大佛次郎(おさらぎ じろう)の記念館が、2020年2月から開催される「ねこ写真展」の展示作品を募集しています。

猫を愛した作家・大佛次郎の記念館がアマチュアのねこ写真を募集中
過去の開催風景

明治30年に誕生した大佛次郎は、鞍馬天狗シリーズや赤穂浪士、パリ燃ゆ、天皇の世紀などの作品を執筆した国民的作家であると同時に、「猫は一生の伴侶」と語る愛猫家。家の中では常に10匹以上の猫に囲まれて生活し、生涯で一緒に暮らした猫の数は500匹を超えると言われるほど猫との関わりが深く、さまざまなエピソードが残されています。

生前は作家として猫に関する読み物を数多く残しただけでなく、猫の置き物や玩具なども収集しており、横浜市中区の観光名所・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館には、大佛次郎が所蔵していた猫にまつわる品々が多数展示されています。

大佛次郎記念館の外観
大佛次郎記念館

そんな愛猫家の大佛次郎にちなんで同館では近年、毎年2月から4月頃の間に「ねこの写真展」を開催。

アマチュアであれば誰でも参加できるという気軽な写真展で、4回目となる今回は2020年の2月22日(猫の日)から約2ヶ月間にわたって開催される予定。現在募集が行われているのはその展示作品となる猫の写真です。

写真には18字以内で撮影者の思いを伝える「一言」を添えることができ、毎年、猫への愛情こもった作品で溢れかえる写真展として賑わいを見せています。

果物籠に座ってこちらを見つめる兄弟猫 by 大佛次郎×ねこ写真展の入賞作品
くだもの籠に、兄弟猫ちゃん詰め合わせ/No.340/安部光家
道端の草を食べている猫の写真 by 大佛次郎×ねこ写真展の入賞作品
たまには道草を食うのもいいね/No.367/木元陽一


フラワーアレンジメントと猫の横顔 by 大佛次郎×ねこ写真展の入賞作品
頂いたフラワーアレンジメントと一緒に/No.448/ねこみち
4匹の生まれたての子猫の写真 by 大佛次郎×ねこ写真展の入賞作品
実は六つ子/No.279/石居延弘

応募した作品は会場内の専用スペースに展示されるほか、来館者の人気投票と審査によって選ばれた入賞者には賞品が贈呈されます。

<募集要項>
応募資格:アマチュアのみ
写真規格:カラープリント or モノクロプリント
    :2Lサイズ(178mm×127mm)

<応募方法>
公式HP(osaragi.yafjp.org)より応募用紙をダウロードして猫の写真をテープで貼り付け、 必要事項を記入のうえ封筒に入れて「ねこ写真展2020」と明記のうえ送付(来館による提出も可)。

<応募締切> 2019年12月8日(日) 必着

写真は自身が撮影したものに限られるほか、他のフォトコンテストに応募した写真は不可。自身のソーシャルメディアやブログに公開した写真でも応募することができますので、ネコ好きな人は気軽に応募してみては。

写真展概要

名称:大佛次郎×ねこ写真展2020
期間:2020年2月22日(土)~4月19日(日)
時間:10:00〜17:00(3月まで)
  :10:00〜17:30(4月から)
   ※入館は閉館の30分前まで
休館:月曜(祝休日の場合は翌平日)
入館:200円、中学生以下無料

会場:大佛次郎記念館

神奈川県横浜市中区山手町113

参考:新刊紹介「大佛次郎と猫」、500匹の猫と暮らした昭和の文豪

(C) The Osaragi Jiro Memorial Museum

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