シャープからスマート猫トイレ「ペットケアモニター」が登場!個体識別も可能
大手電機メーカーのシャープから本日、オシッコの量や回数、体重などを自動で計測できる猫トイレ「ペットケアモニター」が2018年7月30日に発売されることが発表されました。
最近はIoT(モノのインターネット化)の流行により、インターネットとさまざまなモノが繋がるようになってきましたが、今や猫トイレもインターネットに繋がる時代。
今回発表された「ペットケアモニター」は、猫が用を足すとオシッコの量と回数、体重、トイレ内の滞在時間などを自動的に計測してくれるスマート猫トイレで、計測されたデータはクラウド上に記録されるため、飼い主さんはスマートフォンから専用のアプリでそれらの情報をいつでも確認することができます。
猫トイレのボディはお部屋のインテリアにもなじみやすいシンプルなデザインを採用。猫が入りやすいように前方が少し段差になっているほか、猫砂が飛び散りにくい形状を追求したデザインとなっています。
側面イメージ
似たような製品としては、同じように排泄状況や体重などを自動で測定して泌尿器系の初期症状をチェックできる「TOLETTA(トレッタ)」という猫トイレが株式会社ハチたまから発表され、2018年8月8日に発売を予定しています。
どちらも多頭飼いに対応しており、1つの猫トイレで複数の猫ちゃんの体調変化を把握することができますが、TOLETTAはカメラで個体の識別を行うのに対して、ペットケアモニターでは別売りの個体識別バッジを使って猫を判別する仕組みになっているのが特徴(1台につき最大3頭まで対応)。
個体識別バッジは首輪につけて使用するタイプで、重量は約9gと軽量。水に濡れても大丈夫なように防水設計になっているほか、複数のペットケアモニター(猫トイレ)を利用しても同一個体として識別することができます。
また、計測したデータは単にグラフ化して表示するだけではなく、鳥取大学と共同開発した独自の「異変検知アルゴリズム(AI)」によって計測データを解析し、「尿量が多い/少ない」「トイレに行く回数が増えた」「体重が増えた/減った」「滞在時間が長い」などの異変が検知された場合には、飼い主さんのスマートフォンに通知してくれるため、猫の体調変化に気づきやすいサービス設計となっているのも特徴です。
猫の中にはトイレにこだわりがある子も多く、置き場所が気に入らなかったり寒すぎるとトイレに行くのを我慢したりすることもありますが、この猫トイレは設置場所周辺の温度を計測できる機能を備えているため、トイレ環境を快適に維持するために役立てることもできます。
猫の健康状態をスマホでチェックするためには、トイレ本体の購入とは別に7月30日から提供予定の専用サービス「COCORO PET」への加入が必要(月額300円)。
トイレのタイプは「すのこ」の上に敷きつめた猫砂でウンチを、下のトレーに敷いたシートでオシッコをキャッチするシステム型で、本体価格は24,800円。別売りの個体識別バッジは1個3,980円となっています。
形名:HN-PC001
寸法:幅380×奥576×高188mm(筐体部)
:幅263×奥424×高50mm(スケール部)
重量:約4kg
価格:24,800円
発売:2018年7月30日
(2024/11/23 12:00:06時点 Amazon調べ-詳細)
参考:泌尿器系の病気を早期発見する猫トイレ「TOLETTA(トレッタ)」