あの人気猫が再びスクリーンに帰ってくる!映画『ボブという名の猫2 幸せのギフト』公開日が決定
ホームレスを救った猫として世界中で有名になった茶トラ猫の「ボブ」。その出演映画の続編『ボブという名の猫2 幸せのギフト』が2022年2月25日(金)に日本で公開されることが本日発表されました。
もともと野良猫だったボブが世間に知られるようになったのは、イギリスのベストセラー小説『ボブという名のストリート・キャット』がきっかけ。
同書はロンドンでストリートミュージシャンとして生計を立てていた主人公の青年が、ヘロイン中毒に陥り親にも見放されてどん底の生活を送っていたところ、一匹の茶トラ猫と出会い、互いに支え合い、困難を乗り越えていく奇跡と友情を描いたノンフィクションストーリーで、世界30か国を超える国々で出版されたシリーズ累計発行部数は1,000万部を突破。
ボブが本人役で出演した映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』はイギリス王室のキャサリン妃も観賞に訪れて絶賛するなど、世界的な大ヒットを記録したほか、2017年には原作者でストリートミュージシャンのジェームズ・ボーエンとボブが初来日し、トークショーを含む試写会が開催されたことから日本でも大きな話題となりました。
その後は、世界中を旅しながらイベントやサイン会でファンとの交流を楽しむなど人気絶頂だったボブですが、2020年の6月に交通事故に遭ってしまい、突然14年におよぶ生涯を終えることに。
もう二度と新たな姿は見られないと思われていましたが、ボブは生前、ジェームズさんの著書を原作とした新作映画の撮影を終えており、完成した映画『A Christmas Gift from Bob』は昨年イギリスで上映済み。日本でも公開が待たれていましたが、2022年2月25日(金)より、新宿ピカデリーやシネスイッチ銀座ほか全国ロードショーされることが決定しました。
気になるストーリーは、クリスマスに起こったボブとジェームズの実話に基づく物語。
ホームレスのストリート・ミュージシャンから一躍ベストセラー作家へと転身したジェームズ・ボーエンは、ある日、彼の相棒である茶トラ猫の「ボブ」と出版社のクリスマスパーティーに出席。その帰路の途中、路上演奏違反の疑いで警察官に取り押さえられていたホームレスを助けることに。
自暴自棄になったその若者にジェームズは、生計を立てるため路上で過ごした最後のクリスマスの話を始める。それはジェームズにとって最も困難で苦しい選択を迫られた忘れられないクリスマス。ボブはどのようにしてジェームズを人生の挫折から再び立ち直らせたのか――。
かけがえのないパートナーとなったボブとジェームズが、一緒にいるために、一緒にいるからこそ直面した最大の危機とは?騒動はイギリス中をも巻き込んでどんな結末を迎えるのか?
主人公のジェームズを演じるのは前作と同じく、『タイタンの戦い』『不屈の男 アンブロークン』などの出演作で知られる英国人俳優のルーク・トレッダウェイ。人々のやさしさや人間的な強さ、ふたりの更なる絆に勇気づけられ、心温まるドラマを描いた作品となっています。
<参考>
・全英ベストセラー小説が映画化!ホームレスと野良猫の友情(実話)を描いた「ボブという名の猫 」
・主人公と主役ねこが来日!ホームレスと野良猫の友情を描いた実話映画「ボブという名の猫 」
・享年14歳、映画「ボブという名の猫」で世界を魅了した人気ネコ「ボブ」が死去…続編は公開予定
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