ネコ好きなら一度は食べてみたい!中に大粒の黒豆が入ったかわいい猫プリンが登場
兵庫県の丹波篠山市(たんばささやまし)で農業と加工食品の製造販売を行う「和み工房」から2月4日、見た目がとってもかわいい猫プリンが発売されました。
フタの上にはぴょこんと飛び出た猫耳が、瓶の容器には無表情な猫の顔が描かれた可愛らしいデザインで、お家の冷蔵庫に常時ストックしておきたくなるような見た目が印象的。これはぶち猫をモチーフにしたキャラクターで「マメちゃん」という名前も付けられています。
中身は牛乳を使ったスタンダードなカスタードプリンですが、黒い煮豆が入っているのがポイント。
黒煮豆と言えばおせち料理の定番で「おかずなのに甘いから苦手」という人も少なくありませんが、甘くてふっくらとした食感はお菓子との相性がよく、黒豆スイーツなんて呼ばれたりもしていますよね。
そんな黒豆の代表的な品種が兵庫県の特産物でもある「丹波黒」。
一般的な大豆の2〜3倍ほどの重さがある大粒な豆で、江戸時代には幕府や宮中へ献上されたほか、年貢を黒豆で納めたという記録が残っているなど、古くから丹波篠山市の周辺地域で栽培されています。
丹波は周りを山に囲まれた盆地になっているため昼夜の温暖差が大きく、肥えた土壌が山々から集まってくる事から良質な黒豆を栽培するのに適した土地柄。
中でも特に寒暖差の大きい川北地区で栽培された黒大豆は最高級と言われる食材で、猫プリンには丁寧に手摘みした川北地区産丹波黒大豆を贅沢に使用。
大粒でもっちりした口当たりと豆本来の上品な甘みが、プリンに深い味わいと心地よい食感をもたらしてくれます。
一般的にプリンを食べる時の飲み物は珈琲や紅茶などが好まれますが、黒豆が入っているので緑茶やほうじ茶と一緒に食べても美味。
パッケージは丹波篠山の風情あふれる城下町のイラストがデザインされた可愛らしい箱で、中を開けた時のプリンの見た目はサプライズ感もあることから、お土産として贈ったり、ネコ好きさんとのお茶会に手土産として持っていっても盛り上がりそうですね。
また、猫プリンに加えて、黒柴の犬をモチーフにしたプリンも同時に発売。
フタの上の耳と容器に顔がデザインされているのは同じですが、中身のプリンには丹波黒大豆の豆乳を使用。スッキリな味わいのプリンで、竹炭の色合いを加えることにより見た目の黒柴っぽさをアップしています。
どちらも可愛らしい見た目で、コンビニのスイーツコーナーなどにあったら手が伸びてしまいそうですが、残念ながら本記事の執筆時点では小売店などでは取り扱っておらず、和み工房の直売所(兵庫県丹波篠山市川北503)にて販売中。
また、2020年2月4日からは公式サイトでも取り扱いが開始されており、商品は「犬猫3個ずつ(計6個)入り」「猫6個入り」「犬6個入り」の3種類がラインナップしています。
(C) Nagomikoubou