どうやって登ったの?ドアの最頂部で悠然とくつろぐ黒猫ちゃん→実は自分で降りられないのにドヤ顔していたことが判明
猫は跳躍力やバランス感覚が優れている動物で、私たち人間が思いもよらない場所に登ったりすることがあります。
黒猫の「うに」ちゃんと暮らしている飼い主さんは先日、開き戸のてっぺんに愛猫が登っているところを目撃。足場のないドアの上で悠然とくつろいでいる姿をSNSで公開しています。
ドアの厚さは数センチほどしかなく、てっぺんには座れるようなスペースががないため、猫ちゃんは両手両足を使ってドアにしがみつくような形でバランスを取りながら体勢をキープ。高所かつ不安定な場所にいるにもかかわらず、その表情はどこか落ち着いていて、力強い真っ直ぐな眼差しはまるで余裕たっぷりにドヤ顔をしているかのようにも見えます。
この猫ちゃんの表情について、「また登ってやったぜ!と本人的には満足しているのだと思います。」と語る飼い主さん。実はドアの上に登ったのは今回が初めてではなく、たまに登ることがある猫ちゃんにとってお気に入りの場所なのだとか。他にもカーテンレールの上やエアコンの上でくつろいぐことがあるのだそうで、高いところが大好きな性格なのかもしれません。
しかし、一体どうやってここまで登ったのでしょうか。猫は自分の体高の約5倍の高さまで跳べるといわれるほど跳躍力のある動物ですが、ドアのてっぺんともなると明らかにそれを上回る高さです。
飼い主さんに聞いてみると「気づいた時には既に登り終わっているので、どうやって登っているのかは分からないのですが、おそらく渾身のジャンプでよじ登っているのかと思います。」とのことで、実際に目撃したことはないものの、ジャンプ+よじ登りの合わせ技で最頂部へ辿り着いたのではないかと推測されるのだそう。登るだけでも達成感を感じられそうなスポットですね。
ところがこの猫ちゃん。自分から登るけれど降りては来れないそうで、この日も「下ろすの大変なのにまた登ってる〜」と感じた飼い主さん。後から脚立を持ってきて、抱っこで救出することになったと言います。
どうやってバランス保ってるのよ。#黒猫 pic.twitter.com/LpD1TRfLjZ
— うに 1才 (@uni_kuroneko) October 12, 2023
そんなうにちゃんは、人懐っこく甘え上手な性格の持ち主。好奇心旺盛で新しいものにはすぐ興味を示すアクティブな気質を持っている一方で、家族が帰ってくると甘えた声で鳴いてくる可愛らしい一面もあり、飼い主さんも「うにには敵わないなぁと思います。(笑)」とすっかり魅了されている様子。
飼い主さんとの出会いは、職場近くの田んぼに置かれていたダンボールの中に捨てられていた子猫を、職場の人が見つけて保護したことがきっかけ。ダンボールには2匹の子猫が入っていたものの、発見者のお宅ではすでに猫を飼っていたことから、そのうちの1匹を飼い主さんのお家で保護して迎え入れることに決めたのだそう。
その後は順調に体も大きくなり、今年の6月には1歳を迎えたうにちゃん。お家の中で温かく見守られながら大切に育てられているようです。
「うにとの出会いは保護という形なので、小さな命を預かっている気持ちで、家族の一員として過ごしています。うにを迎え入れてから家族の絆が更に深まった気がしますし、うには居るだけでその場を癒してくれる存在です。」
(飼い主さん)
SNSでは黒猫うにちゃんの何気ない日常風景が公開されています。