生まれて初めて雪を見たモフモフの猫ちゃん、降り積もる雪に半分埋もれてしまった姿が可愛すぎる

雪を見たことがない猫にとって、ひらひらと舞い降りるように降ってくる雪は好奇心の対象。そして猫が初めて雪に遭遇した時のリアクションは見ていて微笑ましく感じるものです。

福島県の会津若松市に住んでいる足長マンチカンの「そら」君は、1月下旬のある日、生まれて初めてたくさんの雪に囲まれるひと時を体験。飼い主であり、猫写真家の小林洋介さんのSNSでは、その時の様子を捉えた写真が公開されています。

雪に体が半分埋まった猫(足長マンチカン)の写真
実際の写真(提供:小林洋介さん)

そら君は生後9ヶ月ほどの若い猫ちゃんで、お家のある場所は雪の多い地域として知られているものの、今年は暖冬ということもあり、生まれてこの方しっかりと雪を見たことがなかったのだそう。しかし、この日の天候は珍しく大雪で、玄関先から外に飛び出し、生まれて初めて雪を間近で見て触れる体験をすることができたのだとか。

ふんわりと積もった柔らかそうな雪の中に、モフモフな体が半分ほど埋まってしまった姿はとってもキュート。雪が降り続く中でも怯むことのない凛とした佇まいは幻想的で、真っ白な雪によって猫の神々しさが際立つ瞬間を捉えた美しい1枚です。

この光景を見て「毛色が白いので単純に雪が似合うな~」と感じたという飼い主さん。普段は家の中を走り回っているため、慎重になっている様子が新鮮で面白く感じたと言います。一方、初めての雪に囲まれて興味津々な顔をしていたそら君。それでも雪の中にいるのは寒すぎたのか、この後すぐに玄関の方へ戻ってきてしまったのだとか。

そら君の飼い主で撮影者の小林さんは、普段、猫の写真や動画を撮影する傍ら、福島県の「芦ノ牧温泉駅」という猫が働く駅でも仕事に従事。普段は「広報さん」と呼ばれています。

足長マンチカンのりくくん
足長マンチカンのそら君

同駅は2匹の看板猫が乗降客のお迎えやお見送り、駅舎の見回りなどの業務をしながら過ごしており、地元の福島中央テレビでは猫スタッフたちの仕事ぶりを紹介する「にゃん旅鉄道」というミニ番組を放送。2022年には映画化されたこともあるネコ好きな人には知られた猫スポットです。

プライベートでも仕事でも近くに猫がいる環境で過ごしている小林さんが、猫の写真を撮り始めたのはある後悔の思いがきっかけでした。

「これまでのお仕事を通して、有名な猫の写真家さん達との交流や撮影現場を見て興味を持ち始め、2022年に愛猫の「らぶ」が亡くなった事によるペットロスで、愛猫の写真をもっと撮影しておけばよかった、、という後悔の念がきっかけとなり、個人的な挑戦として猫の写真家を目指すようになりました。」

現在はアメリカンカールの「ぴーち」「さくら」、マンチカンの「そら」と「りく」という4匹の猫を飼っている小林さん。自身のYouTubeチャンネルでは、猫の写真家を目指す過程や猫たちの日常風景を紹介するなど、毎週(月)・(水)・(金)の21:00からライブ配信を実施中。

マンチカンのそら君&りく君
りく君&そら君

猫写真家としてこれまでに撮影した作品の一部は2024年2月9日から、千葉県船橋市のららぽーとTOKYO-BAYで開催される「もふあつめ展」で展示される予定となっています。

そんな小林さんにとって愛猫たちは自身にとってどのような存在なのでしょうか。

ご本人に聞いてみると、「皆さんもきっと同じだと思いますが、猫ちゃんやわんちゃんなど、一緒の屋根の下に暮らしている家族だと思っております。良い時も悪い時も、楽しい時も辛い時も、人生によりそってくれる大切な存在。精一杯、大切にしたいと思っております。」と、かけがえのない家族の一員であることを語ってくれました。

取材協力:可愛い猫ちゃんライブ配信@ぷにっとチャンネル(@PunittoChannel)さん

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