監視カメラの映像から犬猫のシーンだけを抽出してくれる「ペットみるん」

東京電力エナジーパートナーが提供しているIoTサービス「TEPCO スマートホーム」から、AI(人工知能)を活用して留守中のペットを見守ることができるサービス「ペットみるん」の提供が新たに開始されました。

AI搭載の最先端ペット見守りサービス「ペットみるん」

TEPCOスマートホームとは、同社指定のレンタル機器を設置することでスマートフォンから家の状況を把握できるサービスで、家族の外出&帰宅確認や留守中でもドアや窓の開閉状況を確認できる「おうちの安心プラン」と、家電の使用状況から離れた場所に住む家族の暮らしぶりを把握できる「遠くても安心プラン」の2種類がラインナップ。

今回新たに提供が開始された「ペットみるん」は、自宅に設置したネットワークカメラのデータを元に、大量のデータから規則性や関連性を見つけ出して判断や予測をコンピューターに学習させる「ディープラーニング」の技術を活用して、猫または犬が写っている映像だけを飼い主のスマートフォンに届けてくれるサービスです。

「ペットみるん」のサービス全体図サービスイメージ

犬猫を撮影するネットワークカメラ by ペットみるんお家にネットワークカメラを設置

カメラの映像の中から猫が写っているシーンを抽出 by ペットみるんペットの映像だけを抽出するニャ

ペットを残して外出すると、「ちゃんとご飯を食べているのか」「困ったイタズラをしていないか」「今何をしているのか」など、ペットの行動が気になりがちですが、本サービスを利用することで、飼い主さんは外出先からスマートフォンを通じて自宅にいるペットがどのように過ごしているかを簡単に確認することができるほか、留守中のペットの普段見ることのできない意外な一面を見ることができます。


また、ペットが生きていくうえで大切な行動である「水飲み」「ごはん」「トイレ」の回数をグラフで確認することもできるため、行動に変化があった場合にすぐに気づいてあげることができます。

トイレや水飲み場の登録画面 by ペットみるんトイレや水飲み場を囲って登録

「ペットみるん」の主な機能は以下の4つ。

■タイムライン
ペットの日々の行動を動画とメッセージで飼い主さんに通知

■アルバム
動画や画像をアルバムとして保存でき、Facebook、instagram、Twitterへシェアすることも可能

■レポート
「水飲み」「ごはん」「トイレ」の回数をグラフで視覚化

■ライブビュー
リアルタイムでペットの様子を表示

ペットみるんのアプリ画面(タイムライン/アルバム)タイムライン/アルバム

ペットみるんのアプリ画面(レポート/ライブビュー)レポート/ライブビュー

サービスの対象機器はiOS搭載のスマートフォンに限られますが、対象エリアは日本全国で、同社と電気契約をしている必要はなく、猫または犬を飼っている人であれば誰でも加入することが可能。

アプリの利用料金は月額1,350円(使用開始1ヶ月間は無料)で、別途カメラのレンタル費用または購入費用が必要となります。

現在はサービスの提供開始に伴い、使用感をアンケートで回答してSNSでシェアできる人を対象に、最大2ヶ月間サービス料金が無料となる「体験モニターキャンペーン」が実施されています。

<体験モニターキャンペーン>
募集人数:先着100名
募集期間:2018年5月21日(月)~6月17日(日)

市販のネットワークカメラなどを購入して自分で設置すれば留守中のペットの様子を記録することはできますが、録画データが膨大な量になってしまい、さらにその中からペットが活動している時の映像を探し出すのは至難の業。

本サービスでは、猫または犬が写っている映像だけをスマホで見られるので確認作業に手間がかからないほか、提供されるデータはクラウドに保存されるためスマートフォンの容量を圧迫することもありません。

ペットの様子を映像で記録したい、または「水飲み」「ごはん」「トイレ」などの回数を把握したいと思っている飼い主さんには、気になるサービスではないでしょうか。

(C) TEPCO Energy Partner, Inc./prtimes.jp

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