イケアの店舗に保護猫&保護犬の等身大パネルが登場、里親探しを支援する取り組みを開始
スウェーデン発の家具量販店・IKEA(イケア)が2018年5月22日より約1ヶ月間、保護猫や保護犬の認知度を高めて引き取りを増やす取り組みを開始しました。
これは滝川クリステルさんが代表を務める一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルの「互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指す」という理念にイケアが賛同したことをきっかけに始まった取り組みで、保護猫や保護犬の等身大パネルをイケアストアの店舗に設置し、パネルのQRコードを通じて保護猫や保護犬の引き取る機会を増やすというもの。
「Panel for Life (パネルフォーライフ) 命のパネル」と称したこのプロジェクトは昨日5月22日、東京都内で発表会が行われ、滝川クリステルさんとイケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長が出席したほか、同時に行われたトークショーでは、滝川クリステルさんの他に俳優の別所哲也さんやタレントのローラさんが登場し、自身と暮らす保護猫や保護犬に関するエピソードなどが語られました。
一方、このプロジェクトに参加したイケア・ジャパンでは、ペット用品シリーズのアイテム「LURVIG(ルールヴィグ)」を世界のイケアに先駆けて2017年10月より展開中。
ペットには一頭ずつそれぞれに個性がありますが、「寝ること、食べること、遊ぶこと、運動すること、飼い主のそばにいること」という5つの共通点があり、同社ではこの5つの行動を念頭に置き、獣医師の協力のもとスウェーデンにて商品を開発。
「ペットは、家族だから」をコンセプトにペット視点で設計されていて、丈夫で安全な素材を使用するのはもちろん、優れた耐久性で低価格、かつ家のインテリアにもマッチするデザインになっています。
本記事ではその一部をご紹介。
W33cm x D38cm x H33cm/499円
猫がゆったり過ごせるキャットハウス(写真内の黒いボックス)。イケアの定番商品KALLAX/カラックス シェルフユニットの中にぴったり収納することができます。
H8cm、Φ21cm、1.2L/499円
獣医のアドバイスの元で開発された「ゆっくり食べられるボウル」。容器内の中央が高くボウルに入れた食べ物が適度に分散するように設計されているため、一度にたくさんのフードを口に運ぶことを防げるようになっています。
L78cm x W60cm × H14cm/1,999円
軽くて洗濯ができるお手入れが簡単なペット用ベッド。6月に新商品として発売予定のアイテムです。
L52cm x W35cm/399円
飼い主さんの古い洋服や毛布、タオルなどを詰めてペット用のベッド兼クッションを作れるカバー。飼い主さんの匂いを感じられる、ペットにとって心地よいクッションを手軽に作ることができます。
L63cm x W25cm/699円
テーブルの脚などに取り付けられる爪とぎマット。あらかじめ縫い付けられているストラップを使って簡単に取り付けることができます。
冒頭でご紹介した「Panel for Life 命のパネル」は今後、イケアの店舗以外のさまざまな場所にも設置される予定とのことですので、保護猫や保護犬の等身大パネルを見かけたらぜひチェックしてみては。